ゴールデンウィークにイッキ見推奨 『ペントハウス』など没入度間違いなしの韓国ドラマ3選
『バッド・アンド・クレイジー』
主人公スヨルは、出世のためなら悪事にも手を染める世渡り上手な刑事。だが、突然現れたKという謎のヘルメット男に邪魔されて、ペースが狂わされていく。奇想天外なアクションが面白い痛快なバディもの……となっていくのだが、初めからどこか不思議なところがあり目が離せない。
スヨルを演じるのは、最近では『殺し屋たちの店』で話題をさらったイ・ドンウク。言わずと知れた人気イケメン俳優の1人だが、情けない表情も絶品だ。ちょっと残念なところもあるスヨル役もハマり役で見ものだが、このGWに本作をぜひ観ておきたいワケは、K役をウィ・ハジュンが演じているからが大きい。
ウィ・ハジュンは、5月11日からは主演ドラマ『卒業』、2024年下半期には出演作『イカゲーム2』の配信が待ち構えている。本作では、同2作とはまた違う魅力を披露している。特に注目は、キレキレのアクションだ。実はウィ・ハジュンは、大の格闘技ファン。自身もボクシングが趣味で美しい筋肉ボディを誇るのだ。また、本作では肉弾戦とともにコミカルな面を発揮しているのも見どころで、その幅広い表現力にドラマのオファーが絶えない理由が納得できるはず。
最後までハラハラして笑って泣ける本作は、ネタバレ厳禁ドラマだ。そのため、作品紹介やプロモーションなどでは、このドラマの真髄を伝えることができない。
ここでももちろん詳細は書けないのだが、ただのアクションコメディと思って気楽に観ていると後半驚くことになる。思いも寄らない展開が胸を打つ。生粋の韓ドラファンなら少し気づいてしまうかもしれないが、最終回まで観ると、「これは『大丈夫、愛だ』じゃないか!」と感じるはず。重さと軽さの配分がうまいのも本作の特徴で、最終回の痛快な終わらせ方もお見事。ぜひラストまでじっくり味わってほしい。
参照
※ https://kankoku-drama.com/special_topic/id=20419