サム・ワーシントンがライフルを放つ姿が 『トランスフュージョン』予告編&ポスター公開

『トランスフュージョン』予告編&ポスター

 サム・ワーシントン主演映画『トランスフュージョン』の公開日が5月10日に決定し、あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、『アバター』シリーズのワーシントンが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスタッフと共に仕掛けるアクション映画。監督・脚本を務めたのは、オーストラリアの俳優・作家マット・ネイブル。書き手としてはスリラー小説『Still』が本国でベストセラーを記録、演じ手としては『キラー・エリート』でロバート・デ・ニーロやジェイソン・ステイサム、『リディック:ギャラクシー・バトル』でヴィン・ディーゼルら大物たちとの共演を重ね、本作で長編監督デビューを果たした。

 最愛の妻に先立たれ、喪失感に沈む元特殊部隊員のライアン(サム・ワーシントン)。幼い息子のビリーを男手一つで育てるために退役せざるを得なかった彼は、誇り高き軍人としてのアイデンティティを失い、定職にもつけず退廃的な生活を送っていた。一方のビリーは、そんな父親からの愛を感じることができずに孤独を覚え、内気でトラブルを起こしやすい性格に育ってしまうのであった。ある日、ライアンは特殊部隊員時代の同僚、ジョニーと再会し、彼が戦闘能力を生かし裏稼業に手を染めて金を稼いでいることを知る。ジョニーから仕事へ誘われて一度は断るライアンだが、生活を立て直し息子との関係を再生するにはどうしても金が必要であると思い直し、これを承諾してしまう。しかしこの決断が最悪の事態を引き起こすことになるとは、この時のライアンは知る由もないのであった……。

映画『トランスフュージョン』予告編

 公開された予告編は、息子との不和や厳しい経済状況に苦しむライアンの姿で幕をあける。息子と生きるため、旧友から危険な“仕事”を持ちかけられたライアンは死闘に身を投じていくのだが、今のままでは生活が立ち行かない。一方で引き受けた仕事は命を危険にさらす事となり、ライアンは逃げられない2つの現実に挟まれている。映像の後半では、武装した登場人物の激しい戦闘が映し出されている。

 あわせて公開されたポスタービジュアルでは、ライアンがライフルを放つ姿が写し出されており、「戦いの果てに赦しはあるか」というコピーが添えられている。さらにポスターの下部には、“父子の喪失と再生”というキーワードとともに、在りし日の彼と息子の姿が描かれている。

『トランスフュージョン』
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■公開情報
『トランスフュージョン』
5月10日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本:マット・ネイブル
撮影:シェリー・ファージング=ドウ
出演:サム・ワーシントン、マット・ネイブル、フィービー・トンキン
配給:クロックワークス
2023年/オーストラリア/カラー/シネスコ/5.1ch/105分/英語/日本語字幕:各務くみ子/原題:Transfusion/レイティング:PG12
©2022 Yensir Holdings Pty Ltd and Stan Entertainment Pty Ltd
公式サイト:https://klockworx.com/movies/transfusion/

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