AnimeJapan 2024が熱すぎた! 世界中のアニメファン大興奮の現地をレポート
アニメといえば、日本が世界に誇るポップカルチャーだ。その先鋒として世界中のファンから愛された『ドラゴンボール』の原作者・鳥山明さんが先だって死去。東映アニメーションのブースには、その鳥山さんが残した『ドラゴンボールDAIMA』のキャラクターを立体化した可愛らしい孫悟空の人形が立っていた。ディズニープラスのブースには、2023年夏に公開された映画を再編集した上で新作部分も付けた『SAND LAND: THE SERIES』に登場するベルゼブブやバトルタンクの立体物があって、鳥山さんがアニメの最前線を走り続けていたことを実感させた。
その『ドラゴンボール』については、サウジアラビアのプロジェクト「キディヤ」の中でテーマパークが作られるという発表があった。50万平方メートルの敷地に「カメハウス」や「カプセルコーポレーション」といったエリアがもうけられ、5つのライドをはじめとする30ものアトラクションが用意されるとのこと。70メートルにも達する神龍のコースターも置かれてなかなかの迫力を持ったテーマパークになりそう。そのパークのジオラマが、AnimeJapan2024の会場におかれて期待を誘っていた。
出展各社のブースではほかにも様々なグッズが販売され、買い求める人で長い行列が出来ていた。アニメのキャラクターをモチーフにした香水を企画・販売している「primaniacs」も出展して、『機動戦士ガンダムSEED』のキラやラクス、アスランといったキャラクターがテーマとなった香りを持った香水や、『葬送のフリーレン』のフリーレン、ヒンメル、フェルン、シュタルクの香りを感じさせる香水などを並べ、実際に香りを楽しめるようにしてファンに体験してもらっていた。
アニメ関連のブースはコミックマーケットの企業コーナーにも登場するが、AnimeJapanのような規模で並ぶことはない。世界でもこれだけの規模でアニメ関連ブースが並ぶイベントはなかなかなく、海外から訪れては気になる作品を観たり、グッズを買っていたりする来日客も結構な人数見られた。