『ペナルティループ』若葉竜也の新場面写真公開 “復讐を繰り返す男”の新たな表情が

『ペナルティループ』若葉竜也の新場面写真

 3月22日に公開される若葉竜也主演映画『ペナルティループ』の新場面写真が公開された。

 本作は、『人数の町』の荒木伸二監督監督がオリジナル脚本で描くタイムループサスペンス。主人公の青年・岩森役で若葉が主演を務めるほか、繰り返し復讐される敵・溝口役で伊勢谷友介、岩森の恋人・唯役で山下リオ、謎の男役でジン・デヨンが出演する。

 公開されたのは、主演・若葉の姿を捉えた新場面写真4点。最愛の恋人を殺され、素性不明の男に復讐を繰り返す岩森がループ中にどこかを見つめる意味深なシーンや、劇中で見せる数少ない自然体な姿など、これまで予告編などで復讐を繰り返す姿しか見せていない岩森 の新たな表情が切り取られている。

 主演を務めた若葉は『葛城事件』で8人を無差別に殺傷する通り魔事件を起こす死刑囚を演じ、第8回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞。その後も『愛がなんだ』で年上彼女に尽くすカメラマン志望の青年、『あの頃。』ではアイドルオタク、『市子』では失踪した恋人を探す青年を演じるなど、数多くの映画に出演してきた。2021年には、初主演映画『街の上で』が「ミニシアターランキング」で3週連続1位を獲得する大ヒットを記録。脳外科医を演じる4月スタートの連続ドラマ『アンメットある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)で民放地上波の連続ドラマに本格参戦することも決まっている。

 『街の上で』に続く2作目の主演映画として若葉が選んだのは、“主人公自ら復讐のループを選択する”という異色のループ作品。若葉は本作について「日本映画としてもだいぶ変な子が出てきちゃったなという感じですよね。面白いなと思う人は本当にハマるし、面白くない人は批判したくなる、あるべき姿の娯楽作品ができたと思います」とコメント。当初は手触りが未知のものだったためエンターテイメントに昇華できるのか不安を感じていたと言うが、完成した本作を観て「自分の想像よりも尖ってて、やってよかったと思いましたね」と自信を覗かせた。

 また、「監督の代表作、僕の代表作を作るぞという気概で挑んだ」という主演映画公開を間近に控え、「近年何本も映画をやらせてもらって、オファーをいただく脚本や監督の作家性も含めて、何となく偏ってきてるなとは感じていました。『ペナルティループ』はそれをぶち壊して、多分みんながびっくりするような作品の真ん中に立つということをやらせてくれたので、僕のフィルモグラフィーの大きな分岐点になると思います」と手ごたえを見せた。

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■公開情報
『ペナルティループ』
3月22日(金)新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開
脚本・監督:荒木伸二
出演:若葉竜也、伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨン
配給:キノフィルムズ
製作:木下グループ
©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
公式サイト:https://penalty-loop.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/PenaltyLoopfilm

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