尾野真千子、朝ドラ『虎に翼』語りを担当 「楽しく声を言葉を伝えて参ります!」

朝ドラ『虎に翼』語りは尾野真千子

 伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説第110作『虎に翼』の語りを尾野真千子が担当することが発表された。

 2024年度前期、NHK東京が制作を務める本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性を描いたリーガルドラマ。NHKよるドラ『恋せぬふたり』で向田邦子賞を受賞、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)などを手がけてきた吉田恵里香が脚本を担当する。

 NHK連続テレビ小説第85作『カーネーション』で主演を務めた尾野。朝ドラには慣れていながらも語りの難しさがあるようで、「仲良しの伊藤沙莉だから、慣れ親しんだ朝ドラだからと舐めておりました。マイクの前に立った瞬間、緊張して文字が歪みました」とコメント。

 主演の伊藤は、「真千子さんと知ってからは、語りや心の声がより近く心強いものとなり、演じる上でもとても支えとなっています」と喜びを明かした。

コメント

尾野真千子(語り)

ナレーションを務めさせていただく尾野真千子です。
仲良しの伊藤沙莉だから、慣れ親しんだ朝ドラだからと舐めておりました。
マイクの前に立った瞬間、緊張して文字が歪みました。
が、それぞれの事、人に寄り添いながら楽しく声を言葉を伝えて参ります!
よろしくお願い申し上げます。

伊藤沙莉(主演)

大好きな最高の先輩のお名前をお聞きし、
極上の喜びはもちろんのこと、
なんだかとても感慨深くなりました。
この作品の語りは、
真千子さんだからこそ
最高の贅沢なものになると思います。
真千子さんと知ってからは、
語りや心の声が
より近く心強いものとなり、
演じる上でもとても支えとなっています。
早く合体したいです!

尾崎裕和(制作統括)

『虎に翼』は声のドラマです。法廷に響く荘厳な判決の声、仲間たちのはしゃいだ笑い声、そして弱きものたちの声なき声。数多の声が絡みぶつかり合いそこに物語が生まれます。そんな声のドラマのど真ん中にいていただく「語り」を尾野真千子さんにやっていただけることになりました。先日の最初の収録、尾野さんの語りの声を聞いて、この作品の成功を確信しました。縦横無尽で唯一無二の『虎に翼』の語りが生まれました!放送を楽しみにお待ちください。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
NHK総合にて、4月1日(月)放送開始
出演:伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、上川周作、森田望智、仲野太賀、土居志央梨、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、戸塚純貴、岩田剛典、松山ケンイチ、小林薫
作:吉田恵里香
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
語り:尾野真千子
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか
写真提供=NHK

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