21歳の女子大生が何者かに火をつけられる 『12日の殺人』特報映像&ポスタービジュアル

『12日の殺人』特報映像&ポスタービジュアル

 2024年3月15日に公開されるドミニク・モル監督作『12日の殺人』の特報映像と日本版ポスタービジュアルが公開された。

 本作は、ポリーヌ・グエナが2020年に発表したノンフィクション本を基に、『悪なき殺人』で観客賞と最優秀女優賞を受賞したモル監督が、ジル・マルシャンと脚本を共同執筆したスリラー作品。第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門に出品されたほか、第48回セザール賞では10部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、助演男優賞、有望若手男優賞、脚色賞、音響賞の6部門で受賞。さらに、第28回リュミエール賞で作品賞と脚色賞を受賞した。

 12日の夜、女子大学生クララが突然焼死体となって発見される。事件を担当することになったのは、昇進したばかりの刑事・ヨアン(バスティアン・ブイヨン)とベテラン刑事のマルソー(ブーリ・ランネール)。捜査が進む中、彼女の周りの容疑者となり得る関係者への聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係していたことがわかる。クララの殺害が明らかに計画的な犯罪であることは判明したが、取り調べに浮上する人物たちを誰一人として容疑者と特定することができない...…。事件解決への糸口が見えなくなるなか、班長に昇格したばかりのヨアンは、事件の闇へと飲み込まれていく。

 主人公の刑事ヨアンをモル監督の前作『悪なき殺人』にも出演したバスティアン・ブイヨン、ベテラン刑事のマルソーをブーリ・ランネールがそれぞれ演じる。

 公開された日本版ポスタービジュアルには、生前の女子大生クララが辺境の小さな町で薄暗い夜道を帰宅している姿が切り取られている。

映画『12日の殺人』特報映像

 特報映像は、帰宅途中のクララが何者かに火をつけられ、焼死体として発見されるシーンから始まる。捜査するうちに、訳もなく事件が頭から離れなくなり、いつしか事件にのめり込んでしまう主人公ヨアン。果たしてヨアンは、事件の闇から抜け出すことができるのか。

■公開情報
『12日の殺人』
2024年3月15日(金)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショー
監督:ドミニク・モル
脚本:ドミニク・モル、ジル・マルシャン
原案:ポリーヌ・グエナ『18.3. Une année passée à la PJ』
出演:バスティアン・ブイヨン、ブーリ・ランネール、テオ・チョルビ、ヨハン・ディオネ 、ティヴー・エヴェラー、ポリーン・セリエ、ルーラ・コットン・フラピエ
配給:STAR CHANNEL MOVIES
2022/フランス/原題:La Nuit du 12/114分/ビスタ/カラー/5.1/字幕翻訳:宮坂愛
©2022 - Haut et Court - Versus Production - Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
公式サイト:12th-movie.com
公式X(旧Twitter):@STAR_CH_MOVIES

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