西島秀俊×芦田愛菜はどんな親子に？ 音楽が鍵となる『さよならマエストロ』への期待
TBS日曜劇場枠で2024年1月から放送される『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート～』にて西島秀俊と芦田愛菜が共演することが発表された。
本作は、TBS金曜ドラマ『凪のお暇』（2019年）、『妻、小学生になる。』（2022年）などを手がけた脚本家・大島里美のオリジナルストーリー。タイトルにあるアパッシオナートとは、音楽の発想標語の一つで「熱情的に」「激しく」という意味だという。
『妻、小学生になる。』最終話、家族が過ごした最後の1日 「またどこかで」を心の支えに
まるで夢を見ているかのような幸せな時間だった。 ※以下、『妻、小学生になる。』最終話のネタバレを含みます。 金曜ドラマ…
西島が演じる世界的天才指揮者の夏目俊平は、超マイペースかつ天然だが、若くして海外で活動し、数々の著名なオーケストラと共演してきた天才マエストロ（指揮者）。大好きな音楽に対し常に情熱的に向き合うその姿勢は、ともに演奏する演奏家たちの眠っていた情熱をも呼び覚まし、火を灯していた。家族と一緒に暮らしていたが、5年前に起きたある事件をきっかけに家族は夏目のもとを去り、夏目自身も音楽界から離れてしまった。だが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに海外から帰国する。
一方、芦田が演じる夏目の娘・響は市役所に勤務する20歳のごく普通の女性。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽のない人生を送っていたが、父の突然の帰国で、気まずい同居生活をスタートさせることに。娘と5年ぶりに再会するも、天才ゆえに彼女の気持ちが分からない夏目が、父として再び娘と向き合う中で、響の人生を少しずつ変えていくこととなる。
『凪のお暇』に込められた“人生のハンドルを握る勇気” 黒木華が2つの恋に決着をつけた最終回
「今ね、ちょっとだけ未来が楽しみなんだ」 金曜ドラマ『凪のお暇』（TBS系）が、ついに最終回を迎えた。“自分を変えたい“と、…
脚本を担当する大島は、一度くじけてしまった人が再び静かに立ち上がる姿を丁寧に描く脚本家である。『凪のお暇』の主人公の凪（黒木華）は周囲に気を使い、押し付けられる雑用もこなす“いい子ちゃん”なOLだったが、ある日、同僚に内緒で付き合っていた恋人・慎二（高橋一生）までもが自分を蔑むようなことを言っているのを目撃し、ストレスが爆発。会社を辞め、郊外に引っ越し、ゼロから新しい生活を始め、ゴン（中村倫也）という隣人と交流するようになって、人生が動き始めた。
『妻、小学生になる。』では、10年前に交通事故で亡くなった最愛の家族・貴恵（石田ゆり子）のことを思い、ずっと失意の中にいた圭介（堤真一）と娘の麻衣（蒔田彩珠）の元に「自分は貴恵の生まれ変わりだ」と言って突然、小学生の女の子・万理華（毎田暖乃）が登場。3人は「家族」として行動を共にするようになり、それぞれの人生が変わり始めた。
