『単身花日』重岡大毅らがフラワーアレンジ対決 優勝は新木優子、最下位は田中樹に

『単身花日』重岡大毅らがフラワーアレンジ

 10月14日よりテレビ朝日系にて放送がスタートするジャニーズWESTの重岡大毅主演ドラマ『単身花日』の取材会が10月10日に行われ、キャストによるフラワーアレンジ対決が行われた。

 本作は、いわしげ孝による同名コミックを原作に、男女4人の止められない愛を描く“単身赴任ラブサスペンス”。主演を重岡、ヒロイン役を新木優子が務めるほか、田中樹(SixTONES)、高梨臨が共演に名を連ねる。

 重岡が演じるのは、ハウスメーカー「サンバスホームハウジング」の営業マン・桜木舜。東京で妻と娘と幸せな日々を送っているサラリーマンだったが、急な辞令で中学時代を過ごした鹿児島に単身赴任することに。舜は、初恋の相手・武田花(新木優子)と再会したことで、甘酸っぱい思い出とともにパンドラの箱を開けてしまう。決別できていなかった青春時代の恋に、かつてのライバル・片山直哉(田中樹)や妻のゆり子(高梨臨)が絡み合い、4人の男女は終わっていなかった初恋に狂わされていく。

 取材会には、重岡、新木、田中、高梨の4人が出席し、本作の舞台裏や撮影現場の様子を語った。

 取材会が行われたのは、単身赴任先・鹿児島で一人暮らしをする舜のアパートの部屋のセット。重岡が急きょルームツアーを実施し、「これを見ながらいろいろなことを思うんです」と家族写真を紹介したり、「今後ある重要なシーンで出てくるので覚えておいてほしい!」とスタンドライトを見せたり、舜が布団で寝ている様子を再現してみせた。

 また、ストーリーの中で“花”が重要な役割を担っていることにちなみ、制限時間10分の「フラワーアレンジ対決」が実施され、審査の結果1位に輝いたフラワーアレンジは、ドラマ本編に登場することに。旬の花をはじめ、ゆり子という名前にちなんだユリ、片山がいつも抱えているバラをはじめ、「甘い恋」「危険な快楽」など、ドラマの内容に沿った花言葉をもつ花が登場した。

 いざ対決がスタートすると、サクサク花を選ぶ女性陣を横目に、「死ぬほど優柔不断なんですよ」と悩む重岡、「まず何をやればいいのかわからない……」とフリーズする田中など、男性陣は苦戦。新木のフラワーアレンジに、田中が「俺もそれがいい!」と羨望の眼差しを送る一幕も。一方、黙々とアレンジに仕上げる高梨を横目に、重岡は「時間が足りない!」と大慌て。その後、フローリストの櫻井彩乃による審査の結果、「大きな花“キングプロテア”の花言葉は、“甘い恋”。私が演じる花も甘い恋を思い出しながら翻弄していくキャラクターなのでこれを主役にしたいなと思い、大きな花のまわりに着飾る人たちを配する……というイメージで作りました」と語った新木が1位に輝き、思わずガッツポーズが飛び出した。

 一方、「ゆり子なのでユリをメインに、秋っぽい色合いでまとめました」という高梨は2位に。重岡に「悔しいですね。今日はやけ酒ですね(笑)!」と言われ大爆笑。さらに、「色とりどりで全方位イケるでしょ? いろんな気持ちが入り混じった今回の四角関係みたいな……」と語った重岡が3位、「(アレンジの)ポイントとかはないです(笑)。新木さんが残り15秒で渡してきた花を使わざるをえなかったことだけ言わせてください(笑)」と苦笑した田中が最下位という結果で幕を閉じた。

 撮影現場について、重岡が「殺伐することはないですよ。“単身赴任ラブサスペンス”な感じはないです(笑)」と語ると、高梨も同意。また、新木が「殺伐としたシーンほど笑いながら撮影していませんか? 水掛けとか……」と不穏な展開を予測させるシーンについて語り始めると、田中が「確かにそうかも!」と同調し、4人は大盛り上がり。

 さらに、「スタンバイ中、重岡くんに膝カックンされた」と語った田中。後ろには新木しかいないと思っており、「“新木さんにしては岩石みたいな膝小僧だな”って、ニコニコしながら振り返ったら重岡くんだったんですよ!」と、重岡のイタズラを暴露した。続けて、「ぜひ、『#しげじゅり』と『#岩石膝小僧』でトレンドに……!」という田中の言葉に、残りの3人は爆笑した。

 さらに、片山の知られざる一面を描く、田中主演のスピンオフドラマ『単身花盛り 花の男ーー片山直哉』(TELASA)について、「本編よりも"片山色"が濃くなっています。新たな一面も垣間見えて、片山の見え方が変わってくるかなと思います。本編の後にこれを見ていただければ、また本編を見たくなる、そんな作品です」と語っていた田中。

 取材会でも、重岡から「このスピンオフ、めちゃくちゃ面白いって聞いたよ」と言われ、田中も「本編でもキャラが濃いんですが、それがさらに濃く描かれている作品です。本編とは全然違った空気感なんですが、リンクしているシーンも多いので、本編を見た後にスピンオフを見ていただけたら面白いと思います」と、自信をのぞかせた。

重岡大毅 コメント

撮影現場の雰囲気

現場では“単身赴任ラブサスペンス”という感じは一切なく、殺伐とする瞬間もないですね。高梨臨さんの家のワンちゃんの話や好きな食べ物の話とかして、和気あいあいとしていますね。ドラマの中にはハッとなるようなシーンがたくさんあるので、僕も撮影が楽しみなんです。視聴者の皆さんにもぜひ見ていただきたいですね。

田中樹との関係

さっきもちょうど、じゃれていましたよ。この取材会が始まる直前、僕の前に樹が立っていたので、膝カックンをしたんですよ。そしたら、樹は新木さんにやられたんだと勘違いして(笑)。新木さんにしてはデカい膝小僧だと思ったらしいんですけどね! (田中に向かって)オレで残念やったな、ごめんな(笑)。実はその後にもう一回、樹を前に立たせて、今度も僕が膝カックンをしたんですけど、(次は新木さんだと思った)樹は体の全細胞、全神経を膝裏のあたりに集中していました。そんな感じでじゃれています。

自身にとっての「危険な快楽」

格闘技ですかね。例えば3分、誰かと戦っている時ってすごく長く感じるというか…。0コンマ何秒後に自分がやられてるかもしれないという緊張感があって、格闘技でしか味わえないアドレナリンがすごく出るんですよ。あれは危険な快楽ですね。

初恋の思い出

初恋って、何か知らんけど覚えてるものですよね……何やったかな~(笑)。あ、小学生の時に夏休みのちょっと前、2、3週間だけ海外の女の子がうちにホームステイのような感じで来ていたことがあったんです。たぶん初めて近くで見た海外の方だったので、すごくかわいく見えて、勝手にドキドキしてたんですけど、あれが初恋だったのかもしれません。実際に声をかけるなど、行動には移せなかったんですけど……。髪の色も黒じゃなくて、色白でスラッとしていて、大人びていたんですよね。今31歳になって、この話をしてるくらいだから、たぶん忘れられないんでしょうね。

一番緊張したシーン、今後の撮影で緊張しそうなシーン

プロデューサーさんからも撮影が始まる前に「今回は《単身赴任ラブサスペンス》というチャレンジングな企画だから」と聞いていましたし、現場で見ていても面白いシーンがたくさんありますけど、僕は特にハードなシーンが多いと思います。緊張したシーンもいっぱいありました。中でも、樹とチョコレートパフェをかけ合うシーンがあったんですよ。一発勝負なので、めっちゃ緊張しました。「信頼してるよ」という感じでやったんですけど、先にかける僕がちょっと失敗して(笑)。でも、樹は僕の顔にちゃんとかけてくれたので、「ありがと~!」って思いました! そのシーンはちゃんと予告にも使われていますから。でも、これもハードなシーンのほんの一部です。今後の撮影でドキドキしそうなシーンも……ってそんなシーンばっかりですよ。「おい、おい、おい、おい!」みたいな。やっていて楽しいですね。本当に「お楽しみに!」という感じです。

ボクシング経験を生かせるシーン

それこそチョコパフェのシーンですね。チョコパフェが飛んできたら、逆に当たりに行くみたいな(笑)。樹が投げたパフェがちゃんと当たったのは、僕がボクシングをしていたからです! だから、僕の功績でもあるんです(笑)。チームプレイですから! 余談ですが、僕と同じ名字の重岡(優大・銀次朗)選手が先日、チャンピオンになったので、それも刺激になりました。

新木優子 コメント

撮影現場の雰囲気

殺伐とした雰囲気のシーンこそ、笑いながら撮影していますよね! 予告にも出ているシーンですが“パフェ掛け”とか“水掛け”とか……。

自身にとっての「危険な快楽」

私にとっては、飼っている犬の足の裏ですね。飼っていない人にとってはなんてことのない匂いですが、飼っているワンコの足の肉球の間が香ばしいというか……つい嗅いじゃうんです。昔、犬を飼いたいと思っていた時、友だちの家に遊びに行ったら、友だちがずっと肉球の裏を嗅いでいて、“どういうこと?”と思って……。嗅がせてもらったら、いい匂いだとは思えなかったのですが、自分で犬を飼ってみて嗅ぎはじめたら止まらなくなりました。自分のワンコの肉球の香りがいい匂いだと感じるようになってからは、ほかのワンコの足の裏も嗅ぐようになってきました。その子によって、全然匂いが違うんです。やっぱり自分のワンコの足の裏がいちばん好きなのですが、“この子ちょっとタイプだな”と思うことも……。吸い込まれちゃうんです、肉球に(笑)。

初恋の思い出

小学生のときはなぜか足が速い人が好きで、“足が速いトップ2”の子をみんなでカッコいいと思う、という現象がありました。どこが好きだったかというと、とにかく足が速いところ! 小学生の時なので会っていない期間が20年ぐらいあり、“今も足が速いのかな”“今どうしてるのかな”って、たまに気になります(笑)。小学生のときは、告白とかできなかったですね。ただカッコいいなと思っているだけでした。

一番緊張したシーン、今後の撮影で緊張しそうなシーン

今回、けっこうナレーションが多いのですが、舜の心の声がそのまま表情に出ています。現場ではみんなで重岡さんの顔を見て「それはどんな顔なの?」って言いながら撮影しているのですが(笑)、だいたい舜の表情を見たらわかるというか、4人の中でいちばんわかりやすく表情に出ていると思います。その舜の表情と一緒に、視聴者の皆さまも素直に驚きながら楽しめるのではないかなと思います。

田中樹 コメント

撮影現場の雰囲気

いろんな話をしながら、楽しくやっています。笑いが起きることのほうが多いですね。

重岡大毅との関係

(会見の前にスタンバイしていたときに重岡に膝カックンされた話で)俺の斜め後ろに新木さんが立っている気配は感じていたんですけど、重岡くんの影は感じていなかったんです。なので、膝カックンされたときに新木さんにやられたと思って、「もぉー」っていう顔でニコニコしながら振り返ったら重岡くんが笑っていて……マジで最悪でした(笑)。新木さんだと思って楽しげに振り返ったのに! どうりで岩石みたいな膝小僧が当たったな、けっこうちゃんとした膝だなって思ったんですよ。で、重岡くんが新木さんに、「もう一回やって」って言うから、今度こそ新木さんの膝の形状記憶しようと思って、膝裏にぎゅーっと全神経を集中させていたら、また岩石が「どんっ!」と来ました(笑)。ぜひ「#しげじゅり」「#岩石膝小僧」でトレンドに……!

自身にとっての「危険な快楽」

ゲームをするのが好きなので、次の日どれだけ早くても朝方までやっちゃうんです。ハマってしまうと、寝る時間を削ってやってしまう……。でも何か目的があるわけでもないから、自分でも怖いんですよ。たまに何のためにやってるのかわからなくなって、そっと閉じてみるんですけど、しばらくしたらまたアプリを開いている。それくらい依存していますね。

初恋の思い出

初恋の相手は小5のときに転校してきた子ですね。転校してきたから注目も集まっていて、かわいいなとは思っていたけど、いじわるしちゃったりして。それで小6のときに「あ、好きなんだろうな」って気づいて、告白もしました。でも当時は携帯も持ってないし、付き合うとかっていう考えがなくて、「好きです」って言って、「ありがとうございます」って言われて終わりました。デートする手段とかもないから、2人で何かしたっていう思い出はないんですけどね。

一番緊張したシーン、今後の撮影で緊張しそうなシーン

予告でも流れている重岡くんとチョコレートパフェをかけ合うシーンは緊張しました。顔や衣装が汚れちゃうから、失敗したらまた綺麗にしてからやり直さなくてはいけないので、一発で決めなきゃいけないし……。俺、多いんですよ、新木さんに水をかけたり、先輩にチョコレートパフェかけたり……。失敗できないから、緊張するんですよ! 終わってからスタッフさんに「かけるの上手いですね」って言われたんですけど、全然うれしくないですよね(笑)。

高梨臨 コメント

自身にとっての「危険な快楽」

私はすごくワインが好きなんです。重岡くんと同じシーンになることが多いので、なんとかワインを好きになってもらおうと、最近プレゼンしているんですが、だんだん飽きてきて「もう、ええわ(笑)!」って、現場で怒られています(笑)。好きでよくワインを飲んでいるのですが、夜な夜な、家でいい感じに酔ってきた時に、美味しいワインをインターネットでポチポチ買っちゃうんですよね。

初恋の思い出

初恋は小学生の頃で、足の速いモテる感じの男の子でした。でも、特に告白などすることもなかったんですよ。その後、20歳くらいの頃に千葉から東京に出てきたのですが、その彼が私の家から徒歩15秒くらいのところに住んでいることが判明したんです! 友だち伝いにそれを聞いたんですけど、結局会わずに終わりました。

■放送情報
『単身花日』
テレビ朝日系にて、10月14日(土)スタート 毎週土曜23:00~23:30放送
※初回拡大スペシャルは23:00~0:00放送
出演:重岡大毅(ジャニーズWEST)、新木優子、田中樹(SixTONES)、高梨臨、長井短、前原瑞樹、金澤美穂、宮崎莉里沙、小沢真珠、茅本梨々華、染谷隼生、高村佳偉人
原作:いわしげ孝 『単身花日』(小学館『ビッグコミックス』刊)
脚本:川﨑いづみ
演出:森脇智延、神徳幸治、瀬野尾一
音楽:沢田完
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:川島誠史(テレビ朝日)、島本講太(ジェイ・ストーム)、松山雅則(トータルメディアコミュニケーション)、小杉真紀(トータルメディアコミュニケーション)、石田菜穂子(テレビ朝日)
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
制作著作:テレビ朝日、ジェイ・ストーム
©︎テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/tanshin_hanabi/
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