『科捜研の女』沢口靖子、『刑事7人』シーズン9最終話に登場 東山紀之と32年ぶり共演

『刑事7人』シーズン9最終話に沢口靖子登場

 8月9日に放送される『刑事7人』シーズン9(テレビ朝日系)の最終話に、8月16日より放送がスタートする『科捜研の女 season23』(テレビ朝日系)の主演・沢口靖子が出演する。

 『刑事7人』は、2015年にスタートして以来、東山紀之演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが描かれてきた刑事ドラマシリーズ。一方、『科捜研の女 season23』は、1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けている科学捜査ミステリーだ。

 『刑事7人』最終回は、シーズン9を貫く大きな謎である“10年前の東関東連続強殺事件”の真相に、天樹をはじめとする新専従捜査班メンバーがたどり着く。それぞれの捜査がパズルのピースのように揃ったとき、事件の全貌が浮かび上がる。そんな最終回のある場面で、天樹と沢口演じる『科捜研の女』のヒロイン・榊マリコが邂逅を果たす。

 撮影当日、沢口は『刑事7人』のロケ現場に到着した途端、「榊マリコ、京都府警より参りました! よろしくお願いいたします」と笑顔で挨拶。そのひと言で現場は大きな笑いに包まれ、迎えた東山も「やっぱり、沢口さんはキチンとされているなぁ! 『刑事7人』は男ばかりでむさ苦しいので(笑)、沢口さんが来てくださってとても新鮮です」と拍手を送った。

 2人は1990年、大型時代劇スペシャル『源義経』(TBS系)で義経と静御前、1991年の『橋田壽賀子スペシャルドラマ 源氏物語』(TBS系)で光源氏と夕顔を演じた間柄で、今回はそれ以来32年ぶりの共演。共演シーンの撮影を終えた東山は、「お互いドラマシリーズを継続する立場として、年月を経てこうやって作品で“出会う瞬間”をいただいたことには感慨深いものがあります。とてもいい時間でした」とコメントを寄せた。

 沢口もまた、「こういった番組同士のコラボは、それぞれの作品の世界観を超えて、視聴者のみなさんに“夢”を感じていただくことができますよね」と今回の仕掛けを楽しみにしていたことを告白。「20代のころ以来の共演なのですが、東山さんはまったく変わらず、本当にダンディー! ブレない姿勢をお持ちだなと思いました」と語った。

 さらに、東山は「『科捜研の女』は現行連ドラ最多シリーズ記録を更新し続けていますが、取り上げる事件やゲストが変わるので毎回、新しい作品に挑んでいるといっても過言ではないですよね。だからこそ、体力的にも精神的にも強くないと、継続は難しい。沢口さんが今日まで主演を続けているのは、本当にスゴイこと」と、沢口を称賛。そんな東山からのエールに、沢口は「今回のコラボ出演シーンで、天樹さんがマリコに“あるモノ”を渡してくださるのですが、まさにバトンを受け取ったような気持ちになりました。共に長年続くシリーズ作品を担っている者同士、こちらからもバトンをお返しできるようないい作品を作り続けていきたいなという気持ちですね」と、新シーズンへの意気込みを語った。

東山紀之 コメント

バトンタッチコラボが決まった際の心境

沢口さんのご活躍は拝見してきましたし、京都の撮影所ですれ違ったときにお話することもあったのですが、共演は実に32年ぶり。お互いドラマシリーズを継続する立場として、年月を経てこうやって作品で“出会う瞬間”をいただいたことには感慨深いものがあります。ミステリーでありながら人間ドラマを描く、水曜9時枠ならではのコラボだなと感じました。

32年ぶりに沢口靖子と共演した感想

最初に沢口さんと共演した『源義経』では義経と静御前、その後は『源氏物語』の光源氏と夕顔だったので、その関係性とはまた違う、リアリティーのある世界観で同じ空間にいるのがちょっと不思議な感じがしましたね。でも、とてもいい時間でした。
今シーズンのスタート直前に『特捜9』の井ノ原(快彦)ともバトンタッチでコラボしましたが、沢口さんとのコラボは新鮮でうれしいです(笑)。

『科捜研の女』への印象

『科捜研の女』は現行連ドラ最多シリーズ記録を更新し続けていますが、取り上げる事件やゲストが変わるので毎回、新しい作品に挑んでいるといっても過言ではないですよね。だからこそ、体力的にも精神的にも強くないと、継続は難しいと思います。沢口さんが今日まで主演を続けているのは、本当にスゴイこと。『科捜研の女』は、継続することへの勇気をもらえるドラマだなと思っています。

『刑事7人』最終回の見どころ

今回は『刑事7人』のシリーズの中でも、正義とは何か、それに立ち向かっていく勇気とは何か、非常に考えさせられる、切ない物語です。事件とは、関わった人たち誰もが無傷ではいられないもの……。その真実味を描きたいと考えていたので、そこを感じていただければうれしいです。

沢口靖子へのエール

今回はバトンをお渡しする立場でしたが、こちらもまたバトンを受け取ることができるよう、いい作品を作っていきたい、その使命を果たしていきたい、という思いでいっぱいです。そして、できれば沢口さんにはまた『刑事7人』の世界にいらしていただきたいなと思っています。むさ苦しい世界観ですが、吉田鋼太郎さんがめちゃくちゃ喜ぶと思います(笑)。

視聴者へのメッセージ

『刑事7人』と『科捜研の女』は、世界観はもちろん事件へのアプローチの仕方も違いますが、ともに真実に迫っていく面白さがあると思います。ぜひこの枠ならではのコラボレーションを楽しんでいただければうれしいですね。

沢口靖子 コメント

バトンタッチコラボが決まった際の心境

こういった番組同士のコラボは、それぞれの作品の世界観を超えて、視聴者のみなさんに“夢”を感じていただくことができますよね。今回のコラボもとても面白い試みだなと思いました。
また、『刑事7人』の最終回の演出担当が『科捜研の女』でもお世話になっている兼崎涼介監督だったので、安心していつものマリコらしく存在しようと努めました。

32年ぶりに東山紀之と共演した感想

20代のころ、『源義経』『源氏物語』でご一緒して以来の共演なのですが、東山さんは当時とまったく変わらず、本当にダンディー! ブレない姿勢をお持ちだなと思いました。

『刑事7人』への印象

『刑事7人』は特に今シーズン、警察組織の裏側に焦点を当てられるとともに、刑事として正しい道は何なのか、それぞれのキャラクターが葛藤しながら模索していますよね。とても重厚感のある作品だなと感じています。

東山紀之からのエールを受けての意気込み

今回のコラボ出演シーンで、天樹さんがマリコに“あるモノ”を渡してくださるのですが、まさにバトンを受け取ったような気持ちになりました。
共に長年続くシリーズ作品を担っている者同士、今シーズンはもちろん、こちらからもバトンをお返しできるようないい作品を作り続けていきたいなという気持ちですね。

『科捜研の女 season23』の見どころ

近頃は逮捕された被疑者が容疑を否認するケースも多く、犯罪捜査の上で科学捜査における比重が非常に大きくなっているとお聞きしています。そういう観点からも、今シリーズの科捜研のさまざまな活躍を楽しみにしていただきたいです。
初回2時間スペシャルは、誰もが知る“ある事件”がモチーフになっています。巧妙な手口の真犯人を相手に、マリコが最新の科学捜査で真相に迫ります。事件によって壊されてしまった被害者家族の絆や、マリコの親子の絆にも注目してください。

視聴者へのメッセージ

この度、『刑事7人』の天樹さんと『科捜研の女』のマリコのまさかのコラボが実現しました。マリコが『刑事7人 シーズン9』の最終回にどのように登場するのか、どうぞ楽しみにしていてください。

■放送情報
『刑事7人』
テレビ朝日系にて、毎週水曜21:00〜21:54放送
出演:東山紀之、田辺誠一、小瀧望(ジャニーズWEST)、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:山川秀樹(テレビ朝日)、石田菜穂子(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)
監督:兼﨑涼介、柏木宏紀、星野和成、宗野賢一
脚本:森ハヤシ、吉本昌弘、徳永富彦
制作:テレビ朝日/東映
©︎テレビ朝日

『科捜研の女 season23』
テレビ朝日系にて、8月16日(水)スタート 毎週水曜21:00~21:54放送
※初回は2時間スペシャル(20:00~21:48放送)
出演:沢口靖子
ゼネラルプロデューサー:関拓也(テレビ朝日)
プロデューサー: 藤崎絵三(テレビ朝日)、谷中寿成(東映)、森田大児(東映)
脚本:櫻井武晴、戸田山雅司ほか
音楽:川井憲次
監督:兼﨑涼介、柏木宏紀、宗野賢一
制作:テレビ朝日、東映
©︎テレビ朝日

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