北香那の恋心が暴走 内野聖陽主演映画『春画先生』予告編&ポスタービジュアル公開
内野聖陽が主演を務める塩田明彦監督最新作『春画先生』の予告編とポスタービジュアル、場面写真が公開された。
『さよならくちびる』『月光の囁き』などの塩田が原作・監督・脚本を務める本作は、日本映画史上初、無修正の春画を劇場映画で扱う、型破りな師弟コンビが繰り広げるコメディ映画。これまで春画は映画でもタブーとされ、性器部分の描写は映倫審査で ボカシ加工が必要だったが、本作は劇映画初のR15+で認証され、日本映画史上初、無修正で浮世絵春画がスクリーンに映し出されることとなる。
主演の内野が演じるのは、高名な研究者でありながらも、好きなことに没頭するオタク的なこじらせ中年男性、変わり者の芳賀一郎こと春画先生。ヒロインとなる北香那が、春画先生の執筆へのエネルギーの元となる、一途でしっかり者の女性・春野弓子を演じる。そのほか、『春画大全』の編集者で芳賀の執筆意欲を取り戻すため公私の境なく奔走する辻村俊介役で柄本佑、芳賀家三代にわたり仕える本郷絹代役で白川和子、芳賀の亡妻伊都の姉で、芳賀と弓子にある試練を与える藤村一葉役で安達祐実が出演する。
公開された予告編では、変わり者の芳賀(内野聖陽)の春画談義から弓子(北香那)の恋心が暴走し、春画の世界に足を踏み入れていく様子が映し出されている。また、落語家の三遊亭游雀によるナレーションとともに、芳賀が春画の楽しみ方を紹介している様子が確認できる。
あわせて公開されたポスタービジュアルでは、芳賀と弟子の弓子が春画に親しむ様子が切り取られており、周囲に喜多川歌麿、葛飾北斎、鈴木春信などの浮世絵師たちの春画が装飾されている。そして、「この世界に、一目ぼれ」というキャッチコピーが配置されている。
場面写真では、春画を教える芳賀と教わる弓子の姿、弟子入りした弓子が芳賀を密かに見つめる様子、春画の集いで春画を鑑賞する芳賀と弓子と辻村の姿、喫茶店にいる辻村(柄本佑)の姿、黒い着物を纏った藤村(安達祐実)の姿と、喜多川歌麿による春画「歌まくら」が切り取られている。
■公開情報
『春画先生』
10月13日(金)全国ロードショー
原作・監督・脚本:塩田明彦
出演:内野聖陽、北香那、柄本佑、白川和子、安達祐実
製作:中西一雄、小林敏之、小西啓介
音楽:ゲイリー芦屋
撮影:芦澤明子(JSC)
企画・製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2023/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/114 分 /R15+
©︎2023「春画先生」製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/shunga-movie/
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