復讐を誓うイ・ソンミンとポルシェを運転するナム・ジュヒョク 『復讐の記憶』予告編公開
9月1日に公開されるイ・ソンミンとナム・ジュヒョクが初共演を果たした映画『復讐の記憶』の予告編と場面写真が公開された。
本作は、韓国で公開初日ボックスオフィスNo.1を記録し、今年3月に開催された大阪アジアン映画祭でも話題となった復讐劇。『工作 黒金星と呼ばれた男』で大鐘賞映画祭主演男優賞を受賞したイ・ソンミンが、本作では特殊メイクで80代の高齢者に変貌する。インギュ役のナム・ジュヒョクは、映画デビュー作『安市城 グレート・バトル』で青龍映画賞、韓国映画評論家協会賞など多くの新人男優賞に輝き、韓国版『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ『二十五、二十一』(Netflix)などに出演している。
監督を務めたのは、『華麗なるリベンジ』のイ・イルヒョン。企画・製作・脚本は、『華麗なるリベンジ』の製作総指揮をはじめ、『工作 黒金星と呼ばれた男』で監督・脚本、『悪いやつら』で監督・脚本を手がけたユン・ジョンビンが担当した。
公開された予告編は、事故を起こした赤いポルシェの横でピルジュ(イ・ソンミン)が頭から血を流しながら立ち尽くし、「手に着いた血……拳銃1丁……」「私はなぜここにいるんだ?」と語る場面から始まる。そこから一転、ピルジュが働くファミレスで、20代の同僚ジェイソンことインギュ(ナム・ジュヒョク)たちと働いている様子が映し出されている。そして、ピルジュが赤いポルシェをレンタルし、計画を知らないインギュに運転手を頼む様子や、ピルジュが脳腫瘍によるアルツハイマー病を患っており、長年練っていた計画が、60年前の日本統治時代に理不尽な形で家族全員を亡くした彼の復讐だったと発覚する様子が映し出されている。さらに、記憶がなくなる前に “会いたい人たち”の名前を手指にタトゥーにして記していたピルジュの姿や、犯行現場の監視カメラ映像から殺人の容疑者になってしまうインギュの様子も確認できる。
あわせて公開された場面写真では、ピルジュが長年の復讐計画を実行に移す様子や、思いがけず同行することになったインギュの戸惑う表情、2人が出会ったバイト先での様子や、インギュが心配そうにピルジュの世話を焼く場面などが切り取られている。
■公開情報
『復讐の記憶』
9月1日(金)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開
出演:イ・ソンミン、ナム・ジュヒョク、チョン・マンシク、ユン・ジェムン、ソン・ヨンチャン
監督:イ・イルヒョン
配給:ハーク
2022年/韓国/128分/カラー/スコープサイズ/5.1ch
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