中島健人、“幼なじみ”伊藤沙莉との共演に注目 『シッコウ!!』栗橋祐介は只者ではない?

 7月4日からスタートしたドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』(テレビ朝日系)で、弁護士を目指して勉強中の事務員・栗橋祐介役として出演する中島健人(Sexy Zone)。主演を務める伊藤沙莉と中島は今作で3度目の共演となることでも注目を集めている。

 2人は、2008年秋放送の『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』(日本テレビ系)で初共演。学校の統廃合をきっかけに崩壊へと向かう中学校を舞台に、教師を立て直そうと奮闘する生徒役をHey! Say! JUMPの中島裕翔、山田涼介、知念侑李、有岡大貴の4人が演じた。中島と伊藤は、4人と同じ2年B組の生徒として出演。続く、2011年放送のドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)でも生徒役で2度目の共演を果たしている。

 中島はインタビューで、今回の共演について「幼なじみみたいな間柄」と伊藤との共演について語っている。(※)今改めて『大切なことはすべて君が教えてくれた』の共演者を振り返ってみると、若手から中堅俳優として着実にキャリアを積んでいる俳優陣の多さに驚かされる。

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7月4日からテレビ朝日系で放送がスタートする『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(以下、『シッコウ!!』)の完成披露試写&キャスト…

 そんな中島もジャニーズJr.時代から様々な作品に出演してきた。ドラマ初主演作品は2013年放送のドラマ『BAD BOYS J』(日本テレビ系)の桐木司役だ。原作は田中宏の同名コミックで、正義感が強い不良グループ「極楽蝶」のリーダーという役どころ。ケンカのシーンも多かったが、さわやかさを保ちながら、司の持つ心の熱さやまっすぐな性格が際立つ演技を見せた。アイドルらしさを損なわずに不良を演じ、コミカルさとチームリーダーとしての光や強さを放つ。その絶妙なさじ加減は中島だからこそといえよう。今観ても「お見事!」と思わされる作品だ。

 また中島ならではの、“専売特許”ともいうべき作品が『JMK 中島健人ラブホリ王子様』(日本テレビ系)。恋愛シミュレーションゲームや恋愛マンガの世界から飛び出してきたような世界観で、観る者は中島に恋せずにはいられないほどに没入感があり、“ケンティーワールド”が炸裂した作品だった。

 そんなふうに中島の個性を発揮する芝居もあれば、一方、スクリーンではキラキラを封印したことも。2014年公開の中島の主演映画『銀の匙 Silver Spoon』では、北海道の農業高校酪農科を舞台に、主人公“ハチケン”こと八軒勇吾を演じた。撮影にあたっては、アイドルならではのキラキラとした輝きが出ていたことを吉田恵輔監督から指摘され、キラキラ禁止令が出たほど。劇中では猫背ぎみでメガネをかけて、自信なさげな冴えないキャラクターを演じた。

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