Netflix『PLUTO』ティザー予告公開 山寺宏一、宮野真守、関俊彦ら新キャストも

Netflix『PLUTO』ティザー予告

 Netflixシリーズ『PLUTO』の配信日が10月26日に決定し、あわせてティザー予告編が公開された。

 原作の『PLUTO』は、手塚治虫が生み出した『鉄腕アトム』の一篇『地上最大のロボット』を原案に、浦沢直樹が長崎尚志をプロデューサーに迎え、人間と高性能ロボットが完全に共生する近未来で起こるサスペンスドラマとして描きあげた作品。手塚治虫文化賞マンガ大賞をはじめ、2011年アングレーム国際漫画フェスティバルにてインタージェネレーション賞、そのほかACBDアジア賞などを受賞。2015年に舞台化され、2018年には好評につき再演を果たし、日本のほか、イギリス、オランダ、ベルギーと欧州ツアーも敢行された。

『PLUTO』ティーザー予告編 - Netflix

 公開されたティザー予告編は、スイスで破壊されたロボットとドイツで殺された人間に共通点があることが示される場面から始まる。この世界は、“ロボットは人間を殺せない”秩序ある世界。犯行現場に人間の痕跡がなく混迷を深めていく中、真相を追う主人公のユーロポールのロボット捜査官・ゲジヒトや、事件に関わることになる世界最高の人工知能を持つロボット・アトムのアクションシーンなどが垣間見られる映像となっている。

 あわせて、追加キャストとスタッフも発表。ゲジヒトやアトムと同じ世界最高水準の7人のロボットたちであるモンブラン役を安元洋貴、ノース2号役を山寺宏一、ブランド役を木内秀信、ヘラクレス役を小山力也、エプシロン役を宮野真守が務め、物語の鍵を握るロボット・プルートゥ役に関俊彦が抜擢された。

 監督を務めるのは、『紅の豚』や『新世紀エヴァンゲリオン』などの作画監督を担当し、本作が初監督作品となる河口俊夫。キャラクターデザインには、これまでも『YAWARA!』や『MASTERキートン』など浦沢作品のアニメを手がけてきた藤田しげる、音楽は『PSYCHO-PASS』シリーズや『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズなどのアニメから、実写作品も多く手がける菅野祐悟が担当する。

 エグゼクティブプロデューサーの丸山正雄は、「今回Netflixと組んだことで本編尺の制限を気にせずに、制作現場として挑戦したいことや原作の大切な部分をすべてやれた」と集大成となる本作にて持てる力を出しきったと語った。

 なお、本作は1話60分、全8話を予定している。

■配信情報
Netflixシリーズ『PLUTO』
Netflixにて、10月26日(木)より独占配信
エグゼクティブプロデューサー:丸山正雄、真木太郎、山野裕史
監督:河口俊夫
キャラクターデザイン:藤田しげる
クリエイティブアドバイザー:浦沢直樹
CGI演出・特殊撮影:宮田崇弘
撮影監督:佐藤光洋
音響監督:三間雅文
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:スタジオM2
制作プロデュース:ジェンコ 
キャスト:藤真秀、日笠陽子、鈴木みのり、安元洋貴、山寺宏一、木内秀信、小山力也、宮野真守、関俊彦
原作:『PLUTO』(浦沢直樹×手塚治虫、長崎尚志プロデュース、監修:手塚眞、協力:手塚プロダクション(小学館 ビッグコミックス刊))
公式サイト:https://pluto-anime.com
公式Twitter:https://twitter.com/pluto_anime_

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