筒井道隆、『教場0』で木村拓哉と『あすなろ白書』以来30年ぶりの月9共演 城桧吏も出演

木村拓哉&筒井道隆、30年ぶり月9共演

 木村拓哉が主演を務めるフジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』の第6話に筒井道隆と城桧吏がゲスト出演することが発表された。

 累計発行部数130万部を突破する長岡弘樹のベストセラー小説をドラマ化した『教場』シリーズ。本作では、『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)で風間公親(木村拓哉)が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代が描かれる。

 筒井が演じるのは、画家の向坂善紀。城は、向坂が営む「アートギャラリー・コーサカ」に通う高校生の苅部匠吾を演じる。

 自身の作品や他の作家の作品を展示販売する「アートギャラリー・コーサカ」を営む向坂。高校で美術部に入っている匠吾は、度々向坂のアトリエを訪れる。匠吾は向坂の実の息子だが、現在は離婚しているため、新しい父親の元で暮らしていた。匠吾は現在の父親に絵を描くことを禁じられているため、向坂のアトリエを度々訪れては、昔一緒に描いた絵の話に花を咲かせるのだった。向坂は匠吾に絵の才能があると思っており、匠吾自身も美術の道に進みたいが、現在の父親であり歯科医師の苅部達郎(浜田信也)は匠吾を医学の道に進めさせようとしていた。匠吾の悩みを聞いた向坂は、達郎をアトリエに呼び出し、匠吾が抱えている悩みについて伝えるも、現在の父親とかつての父親同士で口論へと発展し……。

 27年半ぶりの月9ドラマレギュラー出演となった『ミステリと言う勿れ』(2022年1月期)で、過去に誤認逮捕で冤罪事件を起こし、左遷された苦い経験を持つコワモテでクールな警部を演じた筒井。フジテレビ月9ドラマでは、1993年に放送された『あすなろ白書』で主人公・掛居保を演じ、主演を務めた。その『あすなろ白書』で同じ女性を取り合う恋敵役として共演していたのが、『風間公親-教場0-』主演の木村。筒井と木村のフジテレビドラマでの共演は、『あすなろ白書』以来、実に30年ぶり、他局を含む作品での共演は『織田信長 天下を取ったバカ』(1998年/TBS系)以来となる。

 また、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを獲得した映画『万引き家族』(2018年)をはじめ、映画『約束のネバーランド』(2020年)や映画『ゴーストブック おばけずかん』(2022年)などに出演する城は、本作が月9ドラマ初出演となる。今作では進路に悩み、大人たちの間で心揺れる青年役に。筒井と城の複雑な親子関係が織り成す物語の先にあるものとは。

プロデュース 渡辺恒也(フジテレビ 編成部)コメント

第6話は、ままならない人生の中でもわずかな希望を見出そうともがく人々の姿が印象的なエピソードです。向坂は、愛する息子の将来を思う気持ちと、苦しい状況の中で身を引こうと葛藤する気持ちとの間で揺れ動く、とても繊細な心情表現が求められる役でしたが、筒井道隆さんによって見事にリアリティーのある人物として存在させてもらえたと思います。また匠吾役を演じた城桧吏さんも、素朴な雰囲気の中に知性を感じさせる高校生・匠吾役を、等身大で演じ切っていただきました。この親子の関係性が、遠野の心にどのような影響を与え、事件の解決につながっていくのか、放送を楽しみにしていただければと思います!

■放送情報
フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:木村拓哉、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太ほか
原作:長岡弘樹『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(小学館)
脚本:君塚良一
演出・プロデュース:中江功
プロデュース:渡辺恒也、宋ハナ
音楽:佐藤直紀
主題歌:Uru「心得」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作・著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kyojo0/
公式Twitter:@kazamakyojo
公式Instagram:@kazamakyojo

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