【ネタバレあり】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3作で迎えた最高のフィナーレ

 さて、今回は意外なキャストがでています。ピーターを助ける(?)赤肌の女性ウラを演じているのはダニエラ・メルシオール。そう、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のラットキャッチャー2ですね! また、ロケットのソウル・メイトでカワウソ・ベースのライラの声はMCUのホークアイ/クリント・バートンの妻ローラ役のリンダ・カーデリーニが演じています。こういう形でMCUに別の役で出るとは珍しい。将来的にロケットがローラと会ってライラを思い出す的なすごい伏線だったりして。それにしてもこのライラたちの運命を考えるだけでもハイ・エボリューショナリーは許せない!(笑) ハイ・エボリューショナリー役はチュクーディ・イウジ。ガン監督のDC系ドラマシリーズ『ピースメイカー』のクレムゾン・マーン役です。

 また今回ネイサン・フィリオンが意外な役(出番も多い)で出ていますが、彼はもともとMCUでワンダーマンというヒーローを演じる噂があり、それを匂わすシーンが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にあるハズだったのですが最終的にカット。しかし、今回ワンダーマンではないけれど、インパクトのあるキャラで登場しました。

 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』で主要キャラをほぼ殺してしまったガン監督ですが、今回は180度異なります。このガン監督なら、彼が次に手がけるスーパーマン映画(スーパーマン・レガシー)は安心して楽しめそうです。

■公開情報
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
全国公開中
監督:ジェームズ・ガン
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・プラット/ブラッドリー・クーパー/ヴィン・ディーゼル/ゾーイ・サルダナ/カレン・ギラン/デイヴ・バウティスタ/ポム・クレメンティエフほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022

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