橋本環奈が語る“挑戦”への心得 「等身大でいるからこそ100点以上を出す」

山田涼介に「マジでいつ気抜いてるんだ?」

ーークランクイン前後で山田涼介さんの印象が変わったことはありましたか?

橋本:変わらないですね。「マジでいつ気抜いてるんだ?」って思います(笑)。その場に適応する能力がとても高いなと感じます。お芝居の面でもそうなんですけど、2人のシーンだと東郷としてズバズバ言うんだけど、「ラ・ブランシュ」の社員のみんなといるときはめちゃくちゃ厳しい顔をされていて。東郷の社長としての厳格な感じも出せるけど、両親との家族間のやりとりとかも東郷の印象がまた違って、間近で見ながらすごいなと思っていました。山田さんは気遣いもできるし、人をよく見ているなと思います。本当に視野が広い印象があったので、イメージのままです。作っている感じはしないのに、自然体で完璧なのがすごいなと思ってました。あと、肌がめっちゃ綺麗です。

ーー橋本さん自身と綾華との共通点はありますか?

橋本:役柄とは違うかもしれないんですけど。羽田家はすごいワイワイしていて、朝食や夕食を必ずみんなでとるんです。ずっと喋っているところとかは似ているなと思います。私の家族もみんなでご飯食べるし、ずっと喋っているし……。育った環境で言うと、綾華の愛されて育っている感じとか、その空気感が似ているなとは感じますね。

ーードラマの中には胸キュンシーンがたくさん出てくると思いますが、そういうシーンを演じるのは得意ですか?

橋本:得意じゃないですね。難しいです。私、結婚式のシーンが初めてで、ウェディングドレスで歩くのも初めてだったんです。スマートにこなしてる人たちってすごいなと思いました。とにかくぐるぐる考えます。だって、わかんないですよ(笑)。観ている人がキュンとすることも考えなきゃいけないし、シーンとしても成り立たせなきゃいけないし、やっぱり難しいですね。逆に得意な人がいたらすごいなと思います。それくらいみんな苦労するんじゃないかなと。観ている人がちゃんと共感できて、かつ美しいシーンにしたい。リアルさは大事なんだけど、そこが生々しすぎてもダメだと思うので、そういう心構えでやっています。

ーー最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。

橋本:綾華と東郷の関係性がどんどん変化していくところを今後楽しみにぜひ観ていただきたいです。ドラマの中で、楽しいときだけじゃなく、大変な時期も乗り越えていくのが、すごく夫婦の形に似ているなと思っていて。キュンポイントもたくさんあるんですけど、感動したり共感してもらえたらいいなと思います。

■放送情報
火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』
TBS系にて、4月18日(火)スタート 毎週火曜22:00~22:57放送
出演:橋本環奈、山田涼介、坂東龍汰、長尾謙杜(なにわ男子)、森永悠希、小林きな子、若月佑美、三浦獠太、小林涼子、田仲陽成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、高橋奏琉(ジャニーズJr.)、宮崎莉里沙、塚地武雅、利重剛、りょう、松嶋菜々子
原作:『王様に捧ぐ薬指』わたなべ志穂(小学館プチコミックフラワーコミックスα)
脚本:倉光泰子:関久代
演出:坪井敏雄、泉正、宮崎萌加
プロデューサー:橋本梓、勝野逸未
製作:TBSスパークル、TBS
©︎TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ousama_tbs2023/
公式Twitter:@ousama_tbs
公式Instagram:ousama_tbs

関連記事