『愛と、利と』ムン・ガヨンが最後に見せた表情にゾッとする サンスとスヨンが選ぶ道は?

 Netflixで配信中の『愛と、利と』の人気が急上昇している。『賢い医師生活』の小児科医師アン・ジョンウォン役で大人気のユ・ヨンソクと、『女神降臨』のイム・ジュギョン役で大ブレイクしたムン・ガヨンが主演を務める本作は、愛か利かで悩む人物たちの恋模様をリアルに描いたロマンス劇だ。

 第10話ラストでは、ハ・サンス(ユ・ヨンソク)とアン・スヨン(ムン・ガヨン)が抑えきれない想いを爆発させたような濃厚キスを交わし、互いへの想いを確認しあった。

 第11話、第12話は、スヨンへの想いを再確認し、交際中のパク・ミギョン(クム・セロク)へ別れを告げるサンスと、サンスへの想いを持ちながらもチョン・ジョンヒョン(チョン・ガラム)と付き合い続けるスヨンが描かれた。物語の時間は戻り、キスの前に遡る。スヨンがキスをどんな思いで受け入れたのかがスヨンサイドから語られる。スヨンのために、スケート靴を選ぶサンスを見つめるスヨンが「始まりは私なのかもしれない」とサンスへの想いを思い出す。「隠しきれなかったときめきとためらい」をサンスに抱きながら、ジョンヒョンと付き合ったことを後悔するスヨン。「この人を惑わせているのは私だ」とわかっていながらも、サンスへの想いは強く、キスを受け入れるスヨン。

 熱いキスを交わしたあとに、スヨンはサンスに「なかったことにしてあげるわ」と言い放つ。その言葉を聞いたサンスは、そのつもりはないとスヨンへ自分の想いを告白する。サンスは、あれこれ考えるのはやめるとスヨンに告げ、ミギョンに別れを切り出す。しかし、ミギョンは、サンスと別れるつもりはないと拒否をする。とうとう自分の気持ちを告げたサンスだが、既婚者ではないが、ミギョンという交際相手がいながらのスヨンへのキスは完全なる浮気となってしまうので、傷つく相手がいることを思うと、諸手を挙げて祝福しづらい形になってしまった。スヨンへの想いのまま突き進もうとするサンスとは対照的に、ミギョンから自分への言葉や銀行内でのサンスの立場を思い、どうしていいのか悩むスヨン。

 一方、スヨンが同棲しているジョンヒョンは、警察学校の試験勉強仲間の後輩の女の子となにやらいい感じに。ジョンヒョンは、ミギョンのスヨンとサンスへの言葉や、ふたりが会う姿を目撃し、スヨンとサンスの仲を訝しみ警戒し出す。そして、スヨンに自分を愛しているのかと問いただす。スヨンは、質問に質問で返し、自分の気持ちを明確には答えない。好きな相手から、「俺のこと愛してる?」と聞かれた彼女の返答ではなく、見ていてなんとも表現しがたい気持ちにさせられた視聴者も多いのではないだろうか。さらに、距離を縮めるサンスとスヨンに焦りを感じたジョンヒョンは、スヨンにペアリングをプレゼントするのだが、「待て待て待て、スヨンへの借金を返してからだ、ジョンヒョン……!」とジョンヒョンの好感度が爆下がりする一方だ……。

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