ミシェル・ヨーが世界と家族を救う!? 『エブエブ』本予告&ポスター公開

強大な悪の正体が明らかに『エブエブ』本予告

 3月3日に公開されるA24製作・配給の映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の本予告と本ポスタービジュアルが公開された。

 本作の主人公は、破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン。国税庁の監査官に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンドといくつもの並行世界(マルチバース)にトリップし、「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がる。

 主人公エブリンを演じたのは、『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』でのハリウッドデビュー以降、『グリーン・ディスティニー』など様々なアクション映画に出演しているミシェル・ヨー。共演に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『グーニーズ』などで当時一世を風靡し、今作で20年ぶりのハリウッド復帰を果たしたキー・ホイ・クァンらが名を連ねた。監督を務めたのは、『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナートとダニエル・クワンのコンビ。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

 公開された本予告では、全宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”の正体が明らかに。まさかのその正体は、反抗期まっただ中の実の娘・ジョイ(ステファニー・スー)だった。衝撃の真実を知ったエヴリン(ミシェル・ヨー)は暴走する娘を止め、全人類を救うため、“別の宇宙の自分”にリンクし、彼女たちが持つスキルにアクセスできる“バース・ジャンプ”というパワーを習得。カンフーマスター、女優、料理人、歌手……ありとあらゆるマルチバースを飛び回り新たなヒーローへと覚醒する。廃れたコインランドリーから一転、豪華絢爛なパーティー、カンフー映画のセット、さらに富士山と新幹線が登場する日本を彷彿とさせる世界まで、まるで一本の映画とは思えない、全人類未体験のマルチバースバトルが繰り広げられる中、終盤では「宇宙なんてどうだっていい、私はあんたと一緒にいたい」と全宇宙の命運を投げ捨ててでも家族を守ろうとするエヴリンの姿が描かれる。

 あわせて公開された本ポスターには、ファイティングポーズをキメたエヴリンを中心に、小指で腕立て伏せを魅せるカンフーエヴリン、異様に伸びた指を持つSF風のエヴリン、さらに奇想天外なマルチバースの登場人物たちが散りばめられている。

 本作には、ファミリードラマ、SF、哲学、カンフーなど様々な要素を含む12ものストーリーラインを組み込んだと明かすダニエルズ監督。「様々な要素を盛り込んだ映画だが、この映画を一番簡単に言えば、混沌の中で家族に目を向けることの大切さを学ぶ母親の話だね」と語っている。

■公開情報
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
3月3日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート
出演:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェイミー・リー・カーティス
配給:ギャガ
©2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:https://gaga.ne.jp/eeaao/
公式Twitter:@eeaaojp
公式Instagram:@eeaaojp

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「映画情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる