『東京リベンジャーズ2』新キャストに高まる期待 キーパーソンは場地圭介役の永山絢斗?

 北村匠海主演映画『東京リベンジャーズ』の続編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 –運命-/-決戦-』で場地圭介役を永山絢斗、羽宮一虎役を村上虹郎、松野千冬役を高杉真宙が担当することが明らかになり、話題になっている。

 映画は2部構成となり、東京卍會(とうきょうまんじかい)の過去にスポットを当て、創設メンバーの場地と一虎が引き起こした“ある事件”について迫っていく。

 “血のハロウィン”は、2005年10月31日に東京卍會と芭流覇羅(バルハラ)の間で起こった抗争のことを指す。タイムリープの力を手に入れた主人公の花垣武道(タケミチ)は、当時の彼女ヒナタの死という現在の状況を変えるため、原因となった東京卍會と関わりながら奮闘する。

映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』新キャスト解禁PV

 永山が演じる場地は、元東京卍會壱番隊隊長で、誰よりも東京卍會のメンバーを大切に想う男だ。公開されたビジュアルの余裕ある笑みからも、チームの長としての光るカリスマ性が垣間見える。

 場地といえば、規格外の強さをもつ東京卍會の総長・佐野万次郎(マイキー)の幼なじみであり、組織の過去を知る人物として、今回の映画のキーパーソンでもある。永山が持つシャープな色気は、人を惹きつけるオーラを持つ場地に重なる部分があるようにも思えた。

 そんな場地を慕っているのが、金髪と黒髪のツーブロックが特徴の中性的な少年・千冬だ。千冬は高杉の甘いマスクにぴったりな、どこかあどけなさの残るキャラクターだ。しかし、新キャストの解禁PVでは「俺はお前の力になる」と言い放つ漢気ある姿が公開され、どうやら“かわいいだけ”ではなさそうな雰囲気も。北村匠海演じるタケミチとのコンビで見せる演技にも期待したい。

 そして村上演じる一虎は、芭流覇羅のNo.3にして東京卍會創設メンバーである。一虎のもつ圧倒的な危うさは、物語が進む上でかなり重要な要素なので、実写化に際して不安を抱いていた方も多いのではないかと思う。筆者もそんなファンのうちの一人であるが、キャストが村上虹郎と発表され、真っ先に村上の『今際の国のアリス』(Netflix)での掴みどころのない演技表現を思い出した。ネタバレを避けるため多くは語れないことが残念であるが、とにかく“ヤバイ”一虎を村上がどう演じていくのかは気になるところだ。

 原作・アニメ共に絶大な人気を誇る場地圭介、羽宮一虎、松野千冬といったキャラクターたちの発表によって、ますます盛り上がりを見せた『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』。物語の最大の山場の一つであり、原作・アニメ共に人気の高い“血のハロウィン編”が実写化ではどのように描かれるのか。1月より放送が始まったアニメ第2期もあわせて、公開までに『東京リベンジャーズ』をより深く予習しておくのもいいだろう。

■公開情報
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』
4月21日(金)公開
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』
6月30日(金)公開
出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙
原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』連載中)
監督:英勉
脚本:髙橋泉
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会
公式サイト:tokyo-revengers.jp 
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