Boys be 池川侑希弥らの熱い友情や心の叫びが 『雑魚どもよ、大志を抱け!』本予告公開

『雑魚どもよ、大志を抱け!』本予告

 Boys be/関西ジャニーズJr.の池川侑希弥が映画初主演を務める『雑魚どもよ、大志を抱け!』の本予告と場面写真が公開された。

 本作は、関西ジャニーズJr.内のグループ、Boys beの池川を映画初主演に迎え、『百円の恋』『アンダードッグ』で脚本を、『喜劇愛妻物語』で脚本・監督を務め、来秋のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本を手がける足立紳監督による青春映画。自身が執筆した小説『弱虫日記』(講談社文庫)を原作とし、プライドを必死に獲得しようともがいている少年たちの姿を描く。

 本作の主役たちは、昭和の終わりごろに、とある地方の町で育つ小学6年生男子たち。主人公・高崎瞬(池川侑希弥)は、癌の手術で片方の乳房を無くしたロうるさい母親・佳子(臼田あさ美)と多くを語らない父親・作郎(浜野謙太)の下で育った、仲間たちとのバカな遊びやいたずらに夢中なやんちゃな男子。その瞬の親友たちには、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)など、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たちがいる。子供同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友達を守るために、そして大嫌いな自分と訣別するためにも、瞬は勇気を振り絞る……。少年時代の“葛藤と前進”、“出会いと旅立ち”を描く。

『雑魚どもよ、大志を抱け!』本予告

 公開された本予告は、「トンネルを走り抜けると願いが叶うって、本当かな」という地獄トンネルのジンクスを確かめるために、瞬、隆造、宗教2世のいじめられっ子のトカゲ(白石葵一)、メガネをかけて目指せ東大一直線の正太郎(松藤史恩)の仲良し4人組がトンネルの前に立ちはだかる場面から始まる。その後、西野と出会い、楽しく映画を作り始め楽しい日々が一生続くかと思っていた矢先に、ツッパリ中学生の舎弟・明(蒼井旬)が西野をいじめていることが発覚。「か、監督が!」と焦るトカゲの姿を前に瞬は「俺たちに何ができる」と卑怯で弱虫な部分が顔を出し、仲間たちに不穏な空気が流れ始める中、隆造は犯罪歴がある父親との流血騒動が起こり……。人生は優しくはなく一筋縄ではいかないことを痛感し始めた少年たちの姿が収められている。

 映像の後半は、インナージャーニーが歌う主題歌「少年」が少年たちの背中を押すように、アップテンポな曲に合わせて、瞬と隆造の熱い友情などが描かれる。転校生の武道派きどりの小林(坂元愛登)と明の師匠ツッパリ中学生を前にも怯むことのない二人の姿、別れを惜しむシーン、さらに瞬や隆造の「僕にも勇気をください」「俺、普通の子になりたいんだよ。お前みたいに普通がいいんだよ」「俺はお前らの本当の仲間になりたい、信じてもらえる奴になりたい」など、少年たちの胸の内の叫びも飛び交う。

 あわせて公開された場面写真は、本予告の中から印象的なシーンが切り取られている。

■公開情報 
『雑魚どもよ、大志を抱け!』
2023年3月24日(金)全国公開
出演: 池川侑希弥(Boys be/関西ジャニーズJr.)、田代輝、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登、臼田あさ美、浜野謙太、新津ちせ、河井青葉、永瀬正敏
原作:足立紳『弱虫日記』(講談社文庫)
監督:足立紳
脚本:松本捻、足立紳
音楽:海田庄吾
主題歌:インナージャーニー「少年」(鶴見river records)
製作幹事: 東映ビデオ
制作プロダクション:the ROOM
制作協力:岐阜県飛騨市
配給:東映ビデオ
©︎2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
公式サイト https://zakodomoyo-movie.jp/

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