久保史緒里、當真あみ、北香那、松井玲奈、飯田基祐 『どうする家康』第7弾キャスト発表

久保史緒里ら『どうする家康』出演決定

 2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』の第7弾キャストが発表された。

 NHK大河ドラマ第63作目となる本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 新たに発表されたキャストは5名。家康の嫡男・信康(細田佳央太)のもとに嫁いだ、信長(岡田准一)の娘・五徳役には乃木坂46の久保史緒里が決定。家康と瀬名(有村架純)の間に生まれた徳川家の長女・亀姫役を當真あみ、今川家臣・鵜殿の家の血筋の娘で家康の初めての側室となるお葉役を北香那、瀬名仕えの侍女となり、やがて浜松城で暮らす家康のそばに仕えることになる神秘的な女性・お万役を松井玲奈が担当。岡崎城を守り抜いた家康の父・松平広忠を飯田基祐が演じる。なお、久保、當真、松井は、本作が大河ドラマ初出演となる。

久保史緒里(五徳役)コメント

演じる人物の印象と意気込み

初めての大河への出演が決まり、既に緊張しているのも事実ですが、非常に嬉しいです。
信長の娘でありながら、徳川家に嫁いだ五徳の心の動きや揺らぎは、誰も知り得ない非常に興味深い部分でした。父親の存在の大きさは計り知れないなと、彼女を見ていると思います。台本では、彼女の気の強さが窺える場面もありますが、その中にかならず存在する優しさを逃さずに伝えられるよう、精一杯努めさせていただきます。

初出演の大河で楽しみなこと

何もかもが初めてなので、全てが新鮮に楽しみです。特に、大河ならではの緊張感を存分に浴びたいと思っています。何よりも、家族が出来ることが嬉しいです。戦国時代、団欒とした時間は決して長いわけではありませんが、だからこそ、家族と過ごす時間の温かみがより熱を帯びている気がします。そんな貴重な温かい時間を大切に、楽しみたいです。

古沢良太作品について

『コンフィデンスマンJP』シリーズをいつも楽しみに拝見しておりました。予想を大きく裏切る展開、仲間同士の固い絆、その中での腹の探り合い、最後までどうなるかわからないハラハラがとても好きで、『どうする家康』の台本を読みながらも、大まかな歴史の流れを知りながらも想像し得なかったことが起こる展開に、ドキドキ、ヒヤヒヤしながら読み進めていました。

共演者について

大先輩方の中、この作品に携わることができ、本当に有難く、光栄なことだと思っています。共演シーンの多い信康役、細田佳央太さんは、初めてご一緒させていただくので、妻・五徳として、支えとなる存在で居られるように、凛々しくいられたらと思っています。

當真あみ(亀姫役)コメント

演じる人物の印象と意気込み

こんなにも早く大河ドラマに出演することができて、とても嬉しいです。
天真爛漫という言葉の通り明るく無邪気な亀姫を目指して頑張ります。

初出演の大河で楽しみなこと

カツラや着物を付けてのお芝居も初めてなので、楽しみです。

古沢良太作品について

古沢さんの作品への出演は初めてです。古沢さんの作品だと、『コンフィデンスマンJP』シリーズをよく見ていました。出演者の方々の息のピッタリ合った掛け合いや、自分も気づかないうちにすっかり騙されていたりするところが面白くて好きです。豪華なキャストのみなさんとの掛け合いに自分も参加できることが今から楽しみでワクワクしています。

共演者について

亀姫はよく母と共に行動しているため有村架純さんとのシーンが一番多いので、凄く楽しみです。着物での所作も含め、お芝居も近くで見せていただき、しっかり勉強していきたいです。

北香那里(お葉役)コメント

演じる人物の印象と意気込み

脚本を読んだ当初、お葉はクールで真面目な女の子というイメージが強くありました。
ですが、監督とお話しするにつれて、ありがたいことに私の中で大幅にお葉のイメージが拡大され、ただ真面目でクールなだけでなく、一つ一つの動作がロボットのように特徴的で、掴みづらいけれど、実は色々なことを考えながら生きている深みのある役だと今は感じています。初めて演じるタイプの役柄で、やり甲斐のある役をいただけてとても嬉しいです。

古沢良太作品について

古沢さんの作品では映画『キサラギ』が、当時中学生の時に観た映画なのですが、今でもすごく印象に残っています。
当時アイドルヲタクだった私は釘付けになって見入っていました。一つの部屋の中でのお芝居も魅力的ですし、伏線があちらこちらに仕掛けられていて、展開豊富で、笑いもあり感動もあり、とても大好きな作品です。
『どうする家康』はお話が面白いのはもちろんですが、現代的にわかりやすい表現が使われていることもあり、どの年代の層にも内容が入って来やすいのではないかなと思います。それぞれのキャラクターが印象的なので、各キャラクターにファンが付きそうだなぁなんて思いながら、楽しく読ませていただきました。
出演できることをとてもありがたく、嬉しく思います。

松井玲奈(お万役)コメント

演じる人物の印象と意気込み

お万は、戦いで疲れた家康を癒す、柔らかい役だと感じていますが、奥には強い信念を持ち、前を向き踏み出そうとする女性に感じました。彼女の語る展望は、今の世の中にも通じるものであり、私は深く共感しました。臆する事なく、言葉ひとつひとつに想いを込めて演じたいと思います。

初出演の大河で楽しみなこと

脚本がテンポよく、コミカルで、読んでいておもわず笑ってしまう場面がたくさんありました。実際にお芝居をした時、これがもっと膨らんでどんな場面になっていくのか、今から楽しみです。

古沢良太作品について

古沢さんの作品には初めて出演します。『リーガル・ハイ』で雨のように降る台詞の中に、メッセージの強い言葉が放たれるのがとても印象的でした。

飯田基祐(松平広忠役)コメント

演じる人物の印象

若干10歳で当主となった広忠は、大叔父に岡崎城を奪われ三河から追放されましたが、領民と今川家の協力を得て、なんとか当主に返り咲きました。そんな過去もあってか、正義感が強く、恩義に報いるため、人質に取られた息子の竹千代の命を諦めて、織田と戦う道を選ぶ。......と、言ってしまえば簡単ですが、裏切りが横行するこの戦国時代において、最も信頼できる存在であり、心の拠り所であった息子、竹千代の命を犠牲にする決断を下すのは、相当な苦しみだったのではないでしょうか。領民を守るため、当主としての責任を果たすため、かなり孤独だったと思います。竹千代が誕生し、家臣たちに披露する場面は、みんな、本当に幸せそうで、もし今が戦国時代でなかったら、隣国が織田でなかったら、と想像してしまいました。愛する家族、家臣や領民たちと共に、のどかな環境の中、幸せに暮らせたのに......。

脚本を読んで

何もかもが初めてなので、全てが新鮮に楽しみです。特に、大河ならではの緊張感を存分に浴びたいと思っています。何よりも、家族が出来ることが嬉しいです。戦国時代、団欒とした時間は決して長いわけではありませんが、だからこそ、家族と過ごす時間の温かみがより熱を帯びている気がします。そんな貴重な温かい時間を大切に、楽しみたいです。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、2023年1月8日(月)スタート 毎週日曜20:00〜放送
※初回15分拡大版
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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