小芝風花×安田顕がバディ捜査官に 東野圭吾原作『天使の耳』NHKでドラマ化決定
小芝風花と安田顕が共演するドラマ『天使の耳~交通警察の夜』が、NHK BS4Kにて2023年3月に放送されることが決定した。
本作は、東野圭吾の短編小説『天使の耳』を実写化するミステリードラマ。日常に起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を、バディ捜査官の奮闘を通して描く。
総務課から交通課に配属されたばかりの新人交通警察官の主人公・陣内瞬を小芝、瞬の教育係となる巡査部長の金沢行彦を安田が演じる。脚本を手がけるのは、『パパとムスメの7日間』(TBS系)、『カナカナ』(NHK総合)の荒井修子。
2人がバディを組んでの最初の交通事故は、深夜の交差点での衝突事故。外車の運転手は青信号を主張。一方の軽自動車の運転手は病院で死亡。両車両ともドライブレコーダーを装備しておらず、どちらが信号無視をしたか不明になるところ、死亡した運転手の妹が青信号だったと主張する。妹は、目が不自由だった。事故当時、後部座席に同乗しており、カーラジオから流れていた松任谷由実の「リフレインが叫んでいる」の歌詞のタイミングで証明するというが……。そのほかに、前を走っていた車からポイ捨てされた空き缶で失明をした婚約者のために、その車を探す行動が思わぬ事件の解決へとつながるエピソードや、あおり運転に遭い事故を起こしてしまった若葉マークの女性が抱えていた真相、心無い路上駐車が巻き起こす不幸などが展開されていく。
コメント
小芝風花(陣内瞬)
東野圭吾さんの短編小説を読ませて頂いた時、とてつもない殺人鬼が出てくる訳でも無いのに、背筋が凍るような怖さを感じました。
ポイ捨てや路上駐車など、身近すぎる違反や事故。そこから膨れ上がる人の憎悪、迎える結末にとても考えさせられました。
ドラマの台本を読ませて頂いた時、あの短編小説をこうやって繋げたんだ!と感動しました。
素敵な作品にできるように頑張りますので、楽しみに待っていてください。
安田顕(金沢行彦)
沢山の方々から愛される東野圭吾さん原作の作品に携われること、大変光栄に思います。
また、主演の小芝風花さんは彼女が幼いころから交流がありました。このような形でご一緒できるのは、非常に感慨深いです。
素敵な作品にできるよう精一杯取り組ませていただきます。皆様、ぜひご覧ください。
■放送情報
特集ドラマ『天使の耳~交通警察の夜』(前後編)
NHK BS4Kにて、2023年3月放送
原作:東野圭吾『天使の耳』
脚本:荒井修子
音楽:Justin Night
出演:小芝風花、安田顕ほか
制作統括:黒沢淳(テレパック)、小松昌代(NHKエンタープライズ)、長谷知記(NHK)
演出:河原瑶(テレパック)