『SPY×FAMILY』ボンドの瞳に映った幸せな家族の形 “わがまま”なアーニャに感じた成長

 テレビ東京ほかにて放送中のTVアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』第15話「新しい家族」では、ついに“大きな白い犬”・ボンドがフォージャー家の一員になる。アーニャの成長した姿にも注目したい。

アーニャが口を開けてポカンとした表情を浮かべる 『SPY×FAMILY』第15話場面写真公開

テレビ東京ほかにて毎週土曜23時より放送中のTVアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』第15話の場面写真が公開された…

 アーニャと共にテロリストの元を脱出し、時計塔の爆発を阻止したボンドは、1日が終わる頃にはアーニャの良きパートナーになっていた。心を読めるアーニャと、未来の予知ができるボンド。超能力を持つ者同士が、お互いの力を駆使して、平和を守ったのだった。

 そしてついにボンドは、フォージャー家の家族になる。「アーニャんちへいらさいませ、犬さん!」というアーニャの声と一緒に、ボンドが予知していたフォージャー家の3人が喜んでいる様子が広がった。

 最初はキョロキョロして警戒していた様子だった。きっと過去に、実験犬として投薬させられたり、電気ショックを与えられたりしたからだろう。腐ったようなドロっとしたエサを食べさせられたりもした。だが、その頃の光景とは一変。ボンドの瞳がアップになると、ニコニコしていて、優しそうな3人の姿が映っていた。

 ボンドが前に進むと、同じタイミングでアーニャも走り、ボンドを抱きしめた。この時、カメラがボンドの横から正面へと回り込んだことにより、2人の嬉しそうな表情をしっかりフレームインしていたのが印象的だ。そして徐々にカメラを引いていくことにより、最終的にはフォージャー家の4人ともフレームに映り込んでいたのが感慨深かった。“家族が増えた”ことをカメラで表したカットである。

 アーニャが学校から帰ると勢いよく飛びついたり、嬉しそうに散歩をしたり、徐々にフォージャー家に馴染んでいく様子が微笑ましい。警戒心はすっかり溶けた様子だった。

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