阿部サダヲ、松本穂香ら、生田斗真主演『大河ドラマが生まれた日』新キャスト発表

『大河ドラマが生まれた日』に阿部サダヲら

 生田斗真主演ドラマ『大河ドラマが生まれた日』(NHK総合)の放送日が2023年2月4日に決定。あわせて新キャストが発表された。

生田斗真

 本作は、若きテレビマンたちによる笑って泣ける大河ドラマ誕生の物語。舞台は、1962 年。NHK芸能局の若手アシスタントディレクター山岡が、上司の無茶振りを受けて、日本一の大型娯楽時代劇を作るべく奮闘していく。

 主人公・山岡を生田が演じ、脚本をNHKドラマ初執筆となる金子茂樹が担当する。生田と金子は『俺の話は長い』(日本テレビ系)に続いてのタッグとなる。

 新たに発表されたキャストは10名。NHK芸能局プロデューサーで山岡の直属の上司・楠田欽治を阿部サダヲ、山岡の下宿先の娘で彼に恋心を抱く渕上明恵を松本穂香、一世を風靡した昭和の日本映画の大スター・佐田啓二を中村七之助、山岡の下宿先の主人・渕上憲明を伊東四朗がそれぞれ演じる。

 そのほか、倉科カナ、矢本悠馬、三宅弘城、ともさかりえ、永島敏行、イッセー尾形がキャストに名を連ねた。

コメント

生田斗真(山岡進平役)

大変に豪華なキャストの皆様と、濃密な時間を過ごしました。
演劇、歌舞伎、映画、テレビの垣根を越えて様々なジャンルの俳優陣が彩った大河ドラマ第一作目『花の生涯』の如く、様々なジャンルの俳優陣が集結しました!
ドラマ制作の現場で諸先輩方が命をかけて戦った姿に思いを致し、心を込めて作ったドラマです。是非お楽しみに!

阿部サダヲ(楠田欽治役)

プロデューサーという役職、そしてゼロからドラマやキャスト、スタッフがどうやって決まっていくのか、とても興味があったので、今回の楠田役凄く楽しかったです! 生田斗真くん という優秀な部下を引き連れて色んな所に交渉しに行く場面を是非お楽しみ下さい。

松本穂香(渕上明恵役)

昭和の時代の下宿屋の娘です。ほとんどのシーンが家の中で仕事をしながらのお芝居でした。ぬか床を混ぜたり洗濯物を畳んだり、現代のお芝居では少なくなってきている表現が逆に新鮮で、楽しくやらせて頂きました。古き良き日本が随所に描かれているドラマです。ぜひお楽しみに!

中村七之助(佐田啓二役)

大スターでいい男で、この役のオファーが来た時には「なんで僕?」って(笑)。
佐田さんは、まだテレビの価値が定まらない時代に、未来の若手のために出演を決断したことはすごいことだと思います。本当にプレッシャーですけど、この役をやらせてもらうことはとても嬉しいです。

伊東四朗(渕上憲明役)

大河ドラマ『天と地と』『春日局』『北条時宗』『新選組!』『平清盛』と出して頂いたお陰で、今回のドラマに出演が叶ったと思っています。若い生田、松本両氏とのシーンでは、年甲斐もなくドキドキし、またやっとテレビを買って嬉しくて近所の人を招んで自慢する所は懐かしく笑ってしまいました。

その他のキャスト

倉科カナ(楠田美登理役)

楠田の妻で良き理解者。夫をいつも笑顔で支えている。夜遅くに夫と来る山岡たちにも料理をふるまう。

矢本悠馬(大江育間役)

芸能局のアシスタントディレクター山岡の後輩。明るいキャラでスタッフにもかわいがられているが、ハードな収録が続く中、大失敗をしてしまう……。

三宅弘城(六車宗夫役)

京都太秦の映画撮影所の次長。テレビ界を冷めた目で見ているが、いい作品を作りたい気持ちは同じ。

ともさかりえ(淡島千景役)

映画界の大スター『花の生涯』のヒロインとしてテレビ出演を決める。テレビの収録の手法は映画と勝手が違い戸惑う。

永島敏行(山岡光雄役)

浜松でみかん農園を営む山岡の父親。息子が本当にやりたい仕事についているのか?いつも気にかけている。

イッセー尾形(吉種役)

内幸町にあったNHK近くの屋台の主人。山岡と楠田が仕事帰りに足しげく通う。おでんの味は絶品。

■放送情報
テレビ70周年ドラマ『大河ドラマが生まれた日』
NHK総合にて、2023年2月4日(土)19:30〜20:45放送
脚本:金子茂樹
主演:生田斗真
制作統括:千野博彦(知財センター)、佐野元彦(NHKエンタープライズ)
演出:一色隆司(NHKエンタープライズ)
写真提供=NHK

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