菊池風磨がライブ配信をしながら歩く 前田敦子主演『もっと超越した所へ。』新場面写真

『もっと超越した所へ。』菊池風磨の新写真

 10月14日に公開される前田敦子主演映画『もっと超越した所へ。』より、菊池風磨の新場面写真が公開された。

 岸田國士戯曲賞の最終候補に4度選出される経験を持つ劇作家・根本宗子の同名舞台を根本自ら脚本を手がけ映画化する本作。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性たちが、めんどくさい感情とキレッキレの本音をさらけ出しながら、エネルギッシュに生きるさまを描く。

 監督を務めるのは、WOWOWドラマ『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』の山岸聖太。前田が主人公・真知子役で主演を務め、Sexy Zoneの菊池がその彼氏・怜人役を演じるほか、趣里、千葉雄大、伊藤万理華、OKAMOTO’Sのオカモトレイジ、黒川芽以、三浦貴大が共演に名を連ねる。

 デザイナー・真知子(前田敦子)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)。2020年、彼女たちはそれぞれ“クズ男”たちと付き合っていた。真知子はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)と、鈴はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)と、美和はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)と、七瀬はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と。彼女たちは、彼氏に不満を感じつつも、幸せな日々を過ごしていた。ただ、彼女に甘えた男たちはどんどん増長し、どうしようもない部分が露呈、ついに別れの時が訪れる。そこで彼女たちが選ぶ誰も予想しない超越した決断とは。

 公開された場面写真は、バンドマン志望でヒモ体質の“ストリーマー”・怜人が、“恋愛間違いがち”なデザイナーの主人公・真知子と再会する直前の場面。背中にギターを背負い、ライブ配信をしながら、待ち合わせ場所の下北沢の劇場スズナリに向かう怜人。10数年ぶりのスパンを感じさせない、距離の詰め方と愛くるしい笑顔で愛嬌を見せると、そのまま真知子の部屋に転がり込む。甘え上手な可愛さを見せながらも、強く束縛する怜人に、真知子の抜け出せない“沼恋”がはじまるーー。

 生粋のクズ男・怜人に対し、演じた菊池は「僕自身としては全く共感ができないクズ男。恋人のヒモになる感覚が僕には絶対分からないですし、相手を束縛するタイプでもないと思います。だからこそ演じるのはすごく楽しかったです」とコメント。現場では、監督からの「可愛らしさを足して」という演出を受け、声のトーンや表情を調節し、怜人を作り上げていった。傍から見ると、なぜこんな人と一緒にいるんだろうと思われるような恋愛模様については、「周りの人たちが何を言っても、当人同士にとってはそれが幸せで、心地良かったりする。“この人じゃなきゃ”っていう2人だけの世界がきっとあるんだな、というのがこの映画に出て改めて気付かされたことです。クズ男の弱いところ、それを許してしまう私の弱いところ……思い当たる部分がある人も多いと思います。そんな弱い部分を突かれに来てください」と語っている。

■公開情報
『もっと超越した所へ。』
10月14日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:前田敦子、菊池風磨、伊藤万理華、オカモトレイジ、黒川芽以、三浦貴大、趣里、千葉雄大
原作・脚本:根本宗子
監督:山岸聖太
音楽:王舟
主題歌:aiko「果てしない二人」
製作:『もっと超越した所へ。』製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©︎2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/mottochouetsu/
公式Twitter:@mottochouetsumv
公式Instagram:@mottochouetsumv

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