狩野舞子、栗原恵、迫田さおりら 『オールドルーキー』にバレーボール界のレジェンド集結
スポーツマネージメントを題材に現役・元アスリートたちの出演が話題になっているTBS日曜劇場『オールドルーキー』。サッカー、バスケ、車椅子テニス、フェンシング……さまざまな競技がそれぞれメイン回として描かれてきたが、第8話でスポットが当たるバレボール回に、日本バレー界のレジャンドたちが出演を果たす。
ビクトリーがマネージメントを担当するバレーボール選手・古川舞(田辺桃子)に、イタリアの強豪チーム・トリエステから誘いがかかる。だが、世界で活躍するまたとないチャンスを前に移籍を断ると言う。
古川舞と同じチームに所属するチームメイト役で出演するのが、元バレーボール女子日本代表の栗原恵、迫田さおり、狩野舞子、江畑幸子、新鍋理沙だ。
“プリンセス・メグ”の愛称で親しまれ、バレーボール人気に火をつけたプレーヤーである栗原。アウトサイドヒッターとしてバレーボール女子日本代表のエースを務め、2016年には、通算出場試合数が230試合を越えVリーグ栄誉賞を受賞するなど数々のタイトルを受賞。
ロンドンオリンピックの出場メンバーである迫田、狩野、江畑、新鍋の4人。同大会でバレーボール女子日本代表は28年ぶりとなる銅メダルを獲得し、日本中が沸いた日を覚えている。
ロンドンオリンピックの3位決定戦で驚異的な得点をたたき出した迫田は、V・プレミアリーグ女子2013/14シーズンにおいて日本人プレーヤーとして10年ぶりの快挙となる「得点王」に輝くなどの活躍を見せた。
15歳で全日本代表候補に選ばれるなど早くから頭角を現していた狩野。途中ケガに苦しむが、世界最高峰と言われる2大海外リーグでプレーしたのち、ロンドンオリンピックに出場した。
江畑は当時2部リーグのチームに所属していたが、日本人離れしたスパイクが評価され、ロンドンオリンピックメンバーに選出。メダル獲得の大きなカギとなった対中国戦で、最年少ながらチーム最多得点をたたき出した。
安定したサーブとレシーブでチームを支え、メダル獲得に貢献した新鍋は、2017年のアジア選手権では優勝してMVPに輝いた。2020年に代表メンバーに選ばれていたが、東京五輪の延期に伴い、引退を発表。惜しむ声が広がっていた。
そしてもう一人、元バレーボール男子日本代表の植田辰哉監督が、古川の所属するチームの監督役として出演する。
現在も解説者として活躍するなど、バレーボールに携わっている面々だが、共にドラマに出演するのは初。5人が揃って和気あいあいとバレーボールをするという、今となっては貴重な機会となる。バレー初経験で奮闘する田辺を支え、自身が撮影していない時もモニターをチェック、修正点があればコートに走って向かう。
バレー界のレジェンドたちが一堂に会する第8話。『リコカツ』(TBS系)、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(日本テレビ系)などで好演を見せてきた田辺桃子の演技プレーにも注目しつつ、バレー初経験で奮闘する田辺を支えた栗原、迫田、狩野、江畑、新鍋によるサプライズな演出にも期待したい。
■放送情報
日曜劇場『オールドルーキー』
TBS系にて、毎週日曜21:00~21:54放送
出演:綾野剛、芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田貴久、生田絵梨花、稲垣来泉、泉谷星奈、高橋克実、榮倉奈々、反町隆史
脚本:福田靖
演出:石井康晴
プロデュース:関川友理、松本明子
編成:東仲恵吾、高橋秀光
音楽:木村秀彬
主題歌:King Gnu「雨燦々」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
サッカー監修:大久保嘉人
料理監修:Mizuki
製作:TBSスパークル、TBS
©︎TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/OLDROOKIE_tbs/
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