豊嶋花、『どうする家康』で『八重の桜』以来の大河出演 「すごく楽しみです」
2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』に豊嶋花が出演することが発表された。
NHK大河ドラマ第63作目となる本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。
豊嶋が演じるのは、瀬名と命運を共にする少女・たね。名門関口家の侍女として、瀬名の世話をする。元康(のちの家康)が織田方に転じたことで、瀬名とともに捕らわれの身となる。武家の娘らしく、信念を持ち義理堅く、苦しい中でも瀬名やその子たちを献身的に支え続ける。心細い瀬名にとっては、頼りになる家族のひとり。
豊嶋の大河ドラマへの出演は『八重の桜』以来、2作目となる。
豊嶋花 コメント
演じる人物の印象と意気込み
たねは、侍女として名門関口家に仕えているものの、自分の芯をしっかり持った強い少女だと思います。
瀬名の側近であるたねは、どんな人だったのか自分の中で想像力を膨らませて、精一杯演じたいです。
大河ドラマの思い出
『八重の桜』で山本みね(幼少期)役を演じた時はまだ6歳だったので、うっすら記憶に残っています。
大河ドラマに初めて出演するということで、身内みんなが大騒ぎで喜んでくれました。
母親役の長谷川京子さんに叱られるシーンで涙を出せなかったのですが、気持ちはしっかり伝わってくると監督に褒められたのが嬉しかったことを覚えています。
古沢良太作品について
人生で初めてきちんとお芝居をしたのは、5才の時に出演した古沢良太さん脚本の映画『外事警察 その男に騙されるな』でした。あの頃は難しかったストーリーも今ならよく分かると思うので、久しぶりに見返したいです!
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』も大好きな映画です。
私の知らない昭和の古き良き日本の日常がユーモアたっぷりで感動的に描かれていて、とても幸せな気持ちになりました。
共演者について
有村架純さんは役者としても女性としても尊敬している方なので、共演することができてとても嬉しいです。
他にも一緒にお仕事をさせていただきたかった俳優さん方がたくさんいらっしゃるので、みなさんのお芝居を近くでみて学べることがすごく楽しみです。
■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、2023年放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
写真提供=NHK