『ちむどんどん』和彦VS智の恋の決着は角力大会に 賢秀は出会ったばかりの和歌子に夢中

『ちむどんどん』和彦と智の決着は角力大会に

 「これが最後かもしれない」と思いながら、和彦(宮沢氷魚)、智(前田公輝)、愛(飯豊まりえ)と青春の1ページを刻んだ暢子(黒島結菜)。その予感は的中。和彦と愛の新居が決まり、2人は結婚に向けて着実に歩みを進める。

 一方、暢子は何か吹っ切れた様子で仕事に没頭していた。『ちむどんどん』(NHK総合)第66話では、そんな暢子が年に一度「アッラ・フォンターナ」にやってくる特別な常連客に出会う。

 その常連客とは、西郷久雄(高木渉)とめぐみ(新井美羽)という一組の親子。5年前に母親を亡くしてからも、毎年めぐみの誕生日には2人だけで「フォンターナ」を訪れていた。そんな西郷親子に提供するのは、メニューにはないポルチーニのリゾット。二人が母親と揃って、最後にこのお店で食べた思い出の味だという。オーナーの房子(原田美枝子)はその時からたった1組、しかもたった1日のためだけに日本ではまだ手に入りにくい材料を仕入れ、その料理を提供していた。

「どんなに時が過ぎようと決して色あせない。思い出の味、思い出の場所を提供し続ける店でありたい」

 二ツ橋(高嶋政伸)から房子の思いを聞いた暢子は、2人とともに全力でめぐみの誕生日を祝う。しかし、そこで思わぬトラブルが発生。久雄がめぐみに再婚話を打ち明けたことで、和やかなムードが一変してしまったのだ。

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