金子大地、松居大悟監督の日活ロマンポルノ作品『手』に出演 「とても光栄に思いました」
松居大悟監督が手がけるロマンポルノ50周年記念プロジェクト「ROMAN PORNO NOWW(ロマンポルノ・ナウ)」の第1弾作品『手』に、金子大地が出演することが決定した。
日活が1971年に製作を開始した「日活ロマンポルノ」が、2021年11月20日で生誕50周年を迎えた。「ROMAN PORNO NOW」は、その記念に立ち上がった新企画で、松居監督、白石晃士監督、金子修介監督による新作ロマンポルノ3本を製作する。
その第1弾として9月16日に公開される本作は、山崎ナオコーラの小説『手』を原作に『ちょっと思い出しただけ』の松居監督が初のロマンポルノ作品として手がけた。おじさんの写真を撮っては、コレクションするのが趣味のさわ子。これまで付き合ってきた男性はいつも年上ばかりなのに、父とはなんだか上手く話せずギクシャクしていた。そんな時、同年代の同僚・森との距離が縮まっていくにつれて、さわ子の心にも徐々に変化が訪れる――。年上男性ばかりと付き合ってきた主人公・さわ子を福永朱梨が演じる。
主人公・さわ子が気になっている、人懐っこくて愛くるしい会社の同僚・森役を、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、源頼朝の息子・源頼家役を演じ、7月期の月10ドラマ『魔法のリノベ』(カンテレ・フジテレビ系)にも出演が決定、9月には、彩の国シェイクスピア・シリーズ『ヘンリー八世』の再演に臨む金子が担当する。森の転職を機にさわ子と距離が縮まり、互いにどうしようもなく惹かれあっていく関係となる。
金子大地(森役)コメント
オファーを受けて
松居さんの映画にいつか出演したいと思っていたので嬉しかったです。
また、歴史ある日活ロマンポルノの50周年ということで、とても光栄に思いました。
松居組に参加して
松居さんの現場はとても雰囲気が良く、素敵なスタッフの皆さんのおかげでリラックスしてお芝居できました。松居さんがとにかく、役者に寄り添いながら引いた目で現場にいてくださったことが素晴らしい作品作りに繋がったと思います。
日活ロマンポルノを見たことがない人も気軽に見て何か感じることのできる新しい作品だと思うのでぜひ!
松居大悟監督 コメント
金子くんは『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)でご一緒した縁から、次はがっつり作りたいと思ってオファー致しました。
他作品で見る金子くんの役が、全て印象が違って面白くて、この“森”という捉え所が多い役をどう生きるだろうと思ったからです。
稽古の時から、わからないことをわかったふりせずに共に悩めたので、悩みすぎなところもありましたが、それも良かったです。
さわ子の大きな拠り所にもなり、森くん、どうしようもなく瑞々しく生きています。
■公開情報
『手』
9月16日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
出演:福永朱梨、金子大地
監督:松居大悟
脚本:舘そらみ
原作:山崎ナオコーラ『手』(『お父さん大好き』文春文庫)
プロデューサー:結城未来、紀嘉久、加藤毅
企画製作・配給:日活
R18+
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