日本ドラマ史上初、シネコン舞台の連続ドラマ誕生 渡辺大と北乃きいが8年ぶりの共演

渡辺大主演『シネコンへ行こう!』放送決定

 渡辺大と北乃きいが共演する連続ドラマ『シネコンへ行こう!』が、BS松竹東急にて7月4日22時30分より放送されることが決定した。

 本作は、とある地方都市のシネマコンプレックス(通称:シネコン)を舞台にした、笑いあり涙ありのコメディ群像劇。支配人やマネージャー、アルバイトなど、シネコンで働く人々にスポットを当て、彼らの仕事や映画に対する姿勢を描く一方で、それぞれが抱える事情や複雑な人間模様、ラブ要素なども展開される。さらに、シネコンにはどんな仕事があるのか、どんな客が来て、どんなクレームがあるのか、舞台挨拶はどのように行われるのかなど、知られざるシネコンの裏側をエンタメ要素満載で描く。これまで映画館を舞台にした映画や単発ドラマはあったが、シネコンを舞台にした連続テレビドラマは、日本ドラマ史上初となる。

 主演を務めるのは、連続ドラマ初主演となる渡辺。これまで数多くの映画やドラマに出演し、2018年公開の主演映画『ウスケボーイズ』ではスペインとオランダの国際映画祭で、それぞれ主演男優賞を含む2冠を獲得した渡辺が、本作では幼い頃から映画に親しみ、自主映画などを撮っていたがモノにならず、今は営業不振にあえぐシネコン「シネマインみらい」の支配人として働く主人公・水沢健太を演じる。

 また、シネマインの本体会社である東竹から出向してきた新人マネージャー・中塚香織役には、初主演映画『幸福な食卓』で日本アカデミー賞新人俳優賞ほか数々の映画賞を受賞した北乃が決定。渡辺と北乃は2014年公開の映画『僕は友達が少ない!』以来、8年ぶりの共演となる。正義感が強く、納得できないことは忖度なしで物申す性格で真っすぐすぎる香織と、そんな彼女に振り回される水沢の関係性にも注目だ。

コメント

渡辺大(水沢健太役)

渡辺大

新しいBS松竹東急という局で新しいチャレンジをさせていただき、光栄です。連ドラの主演は初めてなのでドキドキだったのですが、楽しみながらやっていければと思います。昔の「蒲田行進曲」のように、撮影現場や映画業界の裏側を描く作品はとても面白いので、ニヤニヤしながら台本を読んでしまいました。早くシネコンのメンバーが動く姿を見てみたいです。水沢健太はマイペースな憎めないキャラなので、力を入れすぎず、上手く脱力した芝居でみんなとうまく融合したいです。今回は支配人という役どころですが、もし実際にシネコンで働くとしたら、昔なら「ニューシネマパラダイス」のアルフレードのように映写機を扱ってみたいですね。でもシネコンはデジタルなので、コンセッショナリーでホットスナックを作りたいです。
個性的なメンバーとシネコンの裏側を面白おかしくお伝えしたいと思います。楽しんで観ていただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします。

北乃きい(中塚香織役)

普段から利用させていただいているシネコンを舞台にした作品に携わることができて、嬉しかったです。とっても面白いお話で、台本もあっという間に読み終えてしまいました。シネコンの裏側を垣間見られるところが、このドラマの見どころになってくるのではないかと感じました。(シネコンには様々な仕事がありますが)もし実際にシネコンで働くとしたら、美味しいポップコーンを作ってみたいです!
私が演じる中塚香織は真っすぐで、ハッキリと物を言う役柄ですが、ドラマ後半にかけて香織がどう変化していくかが大切にもなってくるので、そこを繊細に演じたいと思います。
このドラマを観ればきっと「シネコンへ行こう!」と思ってもらえるはずなので、ぜひ楽しんで観てください。よろしくお願いいたします!

松竹 映像企画部 テレビ企画室 岡村紘野プロデューサー

シネコンの支配人、マネージャー、アルバイトの皆様がお客様に楽しい時間を過ごしていただくために、入念な準備をされ、様々なトラブルにも対応し、時には感動し、時には少し笑える、真摯な姿を幸運にも拝見する機会がありました。普段は何気なく訪れているシネコンという場所の裏側には一体どんなドラマがあるのか、本作を通じて視聴者様にお届けしたいと思い、ついに実現することが叶いました。「明日、きっとシネコンに行きたくなる!」、そんな作品をお届けいたします。

■放送情報
月曜ドラマ『シネコンへ行こう!』
BS松竹東急にて、7月4日(月)スタート 毎週月曜22:30〜放送
出演:渡辺大、北乃きいほか
脚本:石川勝己、富澤昭文、山下和徳
監督:富澤昭文、山下和徳
音楽:堀川真理子
プロデューサー:斎藤寛之(BS松竹東急)、小林泰子(BS松竹東急)、岡村紘野(松竹)、並川弥央(松竹)
製作著作:BS松竹東急、松竹
(c)BS松竹東急/松竹

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