間宮祥太朗が自らの出自に苦しみ涙する姿が 『破戒』予告編&本ビジュアル公開

 7月8日より公開される映画『破戒』の予告編と本ビジュアルが公開された。

 1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督の手により映画化された島崎藤村の小説『破戒』。今回の映画化では、映画『東京リベンジャーズ』やドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)に出演する間宮祥太朗が主演を務め、自らの出自に苦悩しつつも、最後にはある決断をする主人公・丑松に扮する。

 相手役の志保を演じるのは、石井杏奈。丑松に恋心を寄せつつも、なかなか思いを告げられない慎ましい女性役に挑む。そのほか、悩める丑松を支える親友・銀之助役を矢本悠馬が務めるほか、眞島秀和、高橋和也、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、大東駿介、小林綾子らが共演に名を連ねる。

 本ビジュアルでは、「この戒めを破り、明日を生きる」と父からの戒めを破り出自を隠さず生きるキャッチコピーとともに、丑松(間宮祥太朗)と志保(石井杏奈)の2ショットが写し出されている。

『破戒』予告編

 予告編は、丑松の「なぜ好きな人に気持ちを伝えることが、できない」とのナレーションから始まる。「部落民という素性を隠せ」という父からの強い戒めを受け、身分を隠し教師となった丑松は、下宿先で士族の娘・志保と出会い、彼女への想いに心を焦がすようになる。誰にも自身の出自を明かすことのできない丑松だったが、「この世の矛盾に命懸けで切り込む人間を下等だというのなら、私は進んで下等な人間になります」と発言する一面も。丑松が父の戒めを破り、切り拓こうとした未来とは……。

■公開情報
『破戒』
7月8日(金)より、丸の内TOEIほか全国公開
出演:間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬、高橋和也、小林綾子、七瀬公、ウーイェイよしたか(スマイル)、大東駿介、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、眞島秀和
原作:島崎藤村『破戒』
脚本:加藤正人、木田紀生
監督:前田和男
音楽:かみむら周平
制作:東映株式会社
制作協力・配給・宣伝:東映ビデオ株式会社
制作プロダクション:東映株式会社京都撮影所
(c)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
公式サイト:http://hakai-movie.com/

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