『梨泰院クラス』イ・ジュヨンと『D.P.』ク・ギョファンが共演 韓国映画『なまず』7月公開
第23回釜山国際映画祭で4部門を受賞したイ・オクソプ監督の初長編作品『MAGGIE(英題)』が、『なまず』の邦題で7月29日に公開されることが決定した。
本作は、信頼と不信という普遍的なテーマを軸に、主人公ユニョンの半径0.5メートルで起こるハプニング、恋愛、決断が描かれる近距離恋愛群像劇。
主人公ユニョンを演じるのは、日本でも大ヒットを記録した『梨泰院クラス』に出演し、6月に公開される是枝裕和監督による韓国映画『ベイビー・ブローカー』にもメインキャストに名を連ねているイ・ジュヨン。ユニョンと同棲する彼ソンウォンには、『D.P. ー脱走兵追跡官ー』、『新感染半島 ファイナル・ステージ』、7月1日公開の映画『モガディシュ 脱出までの14日間』にも出演し、本作では出演のほかプロデューサー、脚本、編集まで務めたク・ギョファンが扮した。ユニョンが務める病院の副院長役で、『オアシス』『三姉妹』のムン・ソリも出演している。
ある日、看護師のユニョン(イ・ジュヨン)は自分と恋人ソンウォン(ク・ギョファン)の恥ずかしい姿を隠し撮りされたレントゲン写真が流出したと誤解。イ副院長(ムン・ソリ)は写真の主をユニョンと決めつけ、自宅待機を命じる。その頃、都心に巨大な穴(シンクホール)が出現する怪現象が発生。無職のソンウォンは埋め戻し工事の職にありつけたが、仕事中に大切な指輪を失くしてしまう。ソンウォンは同僚を疑い、ユニョンは見え透いた嘘をつくソンウォンを疑う。病院に置いてある水槽では、なまず(声:チョン・ウヒ)がそんなゴタゴタを見つめていた。
また、本作の公開にあわせて、7月29日より映画配信サービスJAIHOにて、イオクソプ監督の短編4本、『監督!僕にもDVDをください!』(2013年)、『四年生ボギョン』(2014年)、『フライ・トゥ・ザ・スカイ』(2015年)、『ロミオ』(2019年)が配信されることも決定した。
■公開情報
『なまず』
7月29日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督:イ・オクソプ
出演:イ・ジュヨン、ク・ギョファン、ムン・ソリ
提供:JAIHO、Hulu
配給:JAIHO
協力:大阪アジアン映画祭
2018年/韓国/89分/シネスコ/5.1ch/翻訳:李芝賢/字幕制作:ワイズ・インフィニティ
(c)2018 2x19HD. All rights reserved
公式サイト:namazu-movie.com