新川優愛、望月歩ら、ドリカム「TRUE, BABY TRUE.」ドラマ版に出演 特報映像も公開

新川優愛、ドリカム原作ドラマ主演に

 2022年初夏にスターチャンネルEXで配信、2022年夏にBS10 スターチャンネルで放送されるオリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』の新キャストとして、新川優愛、望月歩、笠原秀幸、加部亜門、斎藤さららの出演が発表された。

 同企画は、日本を代表するアーティストからコンセプトに合わせて楽曲を選出、“歌詩”の世界観をドラマ化するもの。本企画では聞き手の心の風景を映し出す楽曲を、一流の脚本家をはじめとするスタッフ陣が独自にピックアップし、オリジナルストーリーとして映像化する。

 同プロジェクトの第1弾をDREAMS COME TRUEが飾る。数ある楽曲の中から、「何度でも」「マスカラまつげ」「空を読む」「TRUE, BABY TRUE.」の4曲と、このドラマ企画のために新たに書き下ろされた「新曲」の計5曲が初映像化される。

 本企画に選ばれた4曲の歌詩の1つ「TRUE, BABY TRUE.」は、仕事や家族のため、色々な事に辛くても、踏ん張って一生懸命に頑張る「あなた」や、それぞれに思い浮かべる「あなた」を、主人公とその息子に投影して描いていく物語。

 主人公の桜田美月を新川、息子の陽翔役を望月、夫の直樹役を笠原、陽翔の大学の友人・矢田部佑真役を加部、同じく友人・中野一華役を斎藤が演じる。また、演出を日暮謙、岡田惠和が脚本監修として渡邉真子と共に脚本を担当する。

 田舎町に夫、息子の3人で住んでいる桜田美月(新川優愛)は、事あるごとに泣き出してしまう息子が、甘えん坊過ぎるのではないかと心配していた。今日も幼稚園に迎えに行くとガン泣きする息子・陽翔の声が響き渡っている。自宅に戻り夫の直樹(笠原秀幸)に相談するもさほど心配してはいない様子。側でどこ吹く風で遊ぶ息子を微笑ましく見守っている。ある夜、美月は明日のお弁当の買い忘れに気づき、急いで買い物に出かけるが、空は今にも雨が降りそうで雷が鳴っている。急ごうと自転車のペダルを漕ぐ足に力を入れた瞬間、あたり一面が明るくなると同時に激しい音が響き渡り、気を失ってしまう美月。そっと目を開くと、なんとそこは未来の東京。タイムスリップした美月は18歳になった陽翔(望月歩)と出会うこととなる。幼くして母親を亡くし、どんなに辛くても「大丈夫」と我慢強い青年に成長していた未来の陽翔は、美大で中々成果が出ない状況に限界が来てしまう。辛くてもみんなには「大丈夫」と虚勢をはる陽翔の様子を見た美月は、「大丈夫じゃないでしょ? もっと誰かに頼ったり、甘えたりしなさいよ。大丈夫じゃない時は大丈夫じゃないって言わないとわからないでしょ!」と訴えるが……。

『5つの歌詩(うた)』特報映像

 公開された特報映像では、「何度でも」の楽曲にのせ、「空を読む」、「マスカラまつげ」、「TRUE, BABY TRUE.」、「何度でも」の4話の世界観が映し出されている。手を繋ぎ歩く男女の姿や、窓辺に佇む女の子、自転車を漕ぐ男の子、空を仰ぎ見る女性、デッサンをしている青年の映像は、5月5日に公開予定の予告編に繋がる映像となっている。

コメント

新川優愛(桜田美月役)

私自身も昔からドリカムさんの曲は沢山聞かせて頂いていました。色んな方に愛されているドリカムさんの曲をドラマ化というのは、すごくワクワクしましたし、嬉しいなと思いました。台本は、感動しましたし、すごくメッセージ性も強かったです。ただ自分が役として子供を産んでいるけれど、その自分がタイムスリップしていたり、世界観が難しいなと思いました。でもその時間軸だからこそ伝えられるお話なのではないかなと思います。タイムスリップを経て現在に戻って来た後は、自分自身未来を経験しているので、5歳の息子に対して伝えたい想いが少し変わって来ると思うんです。その戻って来た時の、「泣きたい時は、泣いていいんだよ」というセリフを読んだ時に、自分自身が、強く我慢しないといけないと思ってしまうことがあるのですが、そうすると爆発してしまうことや、もっと苦しくなってしまうこともあると思いますし、泣くこと全てとか、弱音を吐くこと全てが悪いことではないんだなと、台本を読んでちょっと気が楽になりました。そういった部分を観て下さる方に伝えていけたらいいなと思っています。ドラマ「TRUE, BABY TRUE.」は 、時空を超えてもなお深い絆でつながっている親子の物語になっています。親子という関係でなくても、今近くにいる大切な人に「ありがとう」と伝えたくなるような温かいお話になっていると思いますので、是非ご覧ください。

望月歩(桜田陽翔役)

自分は楽曲をドラマ化という、そういうことをやらせてもらったのが初めてだったので、すごくワクワクしていたのと、だからこそその作品を観終わって、曲を聴いた時に、自分が演じたものが浮かんできたら嬉しいなとか、そういう気持ちが最初は強かったですね。台本を読む前に、曲から入ったので、こんな感じなのかなって想像していたのですが、台本は真っすぐな作品でした。あ! だからこそ曲から作品を作るっていう意味でぴったりな台本だったのかなと思います。自分の中で「あぁ、そのままだ」って、いい意味でまっすぐだなぁっていうものが伝わってきました。この作品を楽しみにしてる方は、ドリカムのファンの方が多いと思うんですけれど、その一曲一曲をすごく真っすぐに感じられる様に、僕も頑張って作品を作っていますので、そこを楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います。

日暮謙監督

学生の頃から聞いていたDREAMS COME TRUE。この企画に参加できることは本当に光栄であり嬉しい気持ちと同時にプレッシャーでもありました。しかし、撮影が始まり主人公美月を演じる新川さん、陽翔を演じる望月くんが二人とも、まるで当て書きをしたかのように美月、陽翔になっている姿を見て、プレッシャーが吹き飛んでいきました。お互いを信頼しつつ、みんなの笑顔で作り上げたこの「TRUE,BABY TRUE.」。ファンタジーでもありせつなくもありますが、原曲と同様に大切な人を想うやさしさにあふれている作品に仕上がっていると思いますので、見てくださった皆さんの心の糧に少しでもなって貰えたら嬉しいです。

■放送・配信情報
『5つの歌詩(うた)』
スターチャンネルEXにて、2022年夏配信
BS10 スターチャンネルにて、2022年夏放送

「TRUE, BABY TRUE.」
出演:新川優愛、望月歩、笠原秀幸、加部亜門、斎藤さらら
演出:日暮謙
脚本監修:岡田惠和
脚本:渡邉真子
制作:東北新社/MMJ
企画:スターチャンネル
(c)2022 東北新社
公式サイト:https://www.star-ch.jp/dreamscometrue

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