福原かれん、見知らぬ男性に突然頭を殴られたと告白 『ザ・ボーイズ』共演者もコメント

福原かれんがヘイトクライムの被害に遭う

 ハリウッドで活躍する俳優の福原かれんが、見知らぬ男性から突然暴力を受けた被害について、自身のInstagramで明かした。

 『スーサイド・スクワッド』(2016年)でハリウッドデビューを果たし、同作でタツ・ヤマシロ/カタナ役を演じたことや、Amazon Originalドラマ『ザ・ボーイズ』(2019年〜)でキミコ役を演じていることでも知られる福原。そんな彼女が、3月17日(アメリカ現地時間)、自身の身に起きた出来事について、ハッシュタグ#stopasianhate (アジア人へのヘイトはやめて)を添え、Instagramで告白した。

 
 
 
 
 
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Karen Fukuhara(@karenfukuhara)がシェアした投稿

福原かれん公式Instagramより

 福原の投稿は、「今日、私は男性に頭を殴られました(身体的には大丈夫です)。こんなことはやめるべきです。私たち女性、アジア人、高齢者は助けを求めています」と始まり、「私は、滅多に私生活についてシェアすることはありませんが、今日私の身に起こったことは、シェアすべきだと思いました」と続けた。

 カフェに向かっている途中で被害に遭ったという彼女は、当時の状況について、「コーヒーを飲もうとカフェに向かって歩いていたとき、1人の男性が私の後頭部を殴ってきたのです。突然のことでした。お互いに目を合わせたわけでもなく、私が変なことをしたわけでもありません。私はとても驚き、被っていた帽子も飛ばされるほどでした。私が振り返る頃には、既にその男は歩き去っていました(彼は私を殴ったあと、歩き続けたのでしょう)。私は対峙することも考えましたが、彼が私の方に向かってきたので、身の危険を感じ、思いとどまりました。数秒間お互いに目を合わせたあと、彼は私に向かって何かを叫び、どこかへ去っていきました」と述べた。

 また、「身体的な被害を負ったのはこれが初めてですが、過去にも人種差別的な発言や、傷つくような態度を取られたことはあります。私はさまざまなルーツをもつ友人と話し、このようなヘイトクライムが、日常的に、普通の人々、一緒に食事をしている人々に起きていることを、知らなかったため、意識を高める必要があると思い、このようにシェアすることを決めました」と、過去に遭った被害についても明かしたうえ、今回の投稿に至った理由を述べた。

 さらに、「究極的には、私はラッキーであったと思います。彼が再び殴ってくる可能性もありましたし、武器をもっていた可能性もありました。今回このようなショックな出来事をきっかけに、護身術を学ぼうかと考えています。しかし、私たちは“被害者”のはずなのに、なぜそんなことを考えなければならないのでしょう? 加害者たちは、女性やアジア人、高齢者を殴ることで、どんな満足を得るのでしょう? 彼らは責任を取るべきです。私たちは、このような恐ろしい犯罪を防ぐために、コミュニティとして何ができるのでしょう?」と、訴えかけている。

 福原の投稿欄には、『ザ・ボーイズ』の共演者らのコメントも見られる。

 チェイス・クロフォードは、「この人最低! 君が大丈夫だといいのだけど……本当に酷い」と彼女を心配し、ジャック・クエイドは、「かれん、体験をシェアしてくれてありがとう。起きたことは本当に残念に思うけど、愛しているよ。何かあったらいつでも頼ってね」と述べた。また、ラズ・アロンソとカール・アーバンもそれぞれ、「本当に腹が立つ。私がそこにいれたらな……」、「かれん……今回の件を聞いて非常に悲しく思います。無事でよかった。本当になんてことだ! こんな馬鹿げたアジアン・ヘイトはやめるべきだ!」とコメントしている。

参照

‘The Boys’ Actor Karen Fukuhara Assaulted in Hate Crime Attack, Co-Stars Send Support

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