クリステン・スチュワート主演『スペンサー』邦題&秋公開決定 沢城みゆき参加の予告編も

K・スチュワート主演『スペンサー』予告編

 クリステン・スチュワート主演映画『Spencer(原題)』が、『スペンサー ダイアナの決意』の邦題で今秋公開されることが決定し、あわせて予告編が公開された。

 スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、両親が7歳で離婚、チャールズ皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ元皇太子妃。交通事故による死の直前まで、2人の息子を育て、人道支援活動に心を注ぎ、36歳という短い生涯を駆け抜けた。本作では、ダイアナ元皇太子妃がその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇が描かれる。

 ヴェネチア国際映画祭、トロント映画祭など名だたる主要映画祭で上映された本作。ダイアナを演じるのは、『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のスチュワート。さらに、チャールズ皇太子を『風の勇士 ポルダーク』のジャック・ファーシングが演じるほか、『英国王のスピーチ』のティモシー・スポール、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のショーン・ハリスらが出演する。

映画『スペンサー ダイアナの決意』予告編

 公開された予告編では、夫チャールズとその愛人カミラがダイアナに向ける意味深な目線、「言われた事だけをやれ」と冷たく言い放つチャールズの姿が切り取られており、王室で孤立するダイアナがぎりぎりの精神状態にまで追い込まれていく様子が窺える。壊れそうなほどの苦悩を抱え、全力で駆け、踊り、泣き崩れる等身大の姿も映し出され、女王という高貴な地位よりも、子供たちの母親という唯一無二の肩書をとることを選ぼうとするダイアナの決意が滲み出る映像となっている。また、予告編のナレーションを、『ルパン三世』の峰不二子役や、最近では『鬼滅の刃 遊郭編』の堕姫を演じた沢城みゆきが務めている。

■公開情報
『スペンサー ダイアナの決意』
今秋公開
監督:パプロ・ラライン
出演:クリステン・スチュワート、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリス
配給:STAR CHANNEL MOVIES
(c)Pablo Larrain

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