島崎信長がナレーション 曽根剛×上田慎一郎『永遠の1分。』予告編&場面写真公開

『永遠の1分。』予告編公開

 3月4日に全国公開を迎える『永遠の1分。』の予告編と場面写真が公開された。

 本作は、東日本大震災と真摯に向き合い、“笑い”がもたらす癒しの力で困難や葛藤を乗り越えていく姿を描くヒューマンドラマ。同時に、東日本大震災を題材にしたコメディ映画を撮るという、制作陣が実際に映画化にあたり苦悩したことを追体験することができる作品となる。『カメラを止めるな!』の監督を務めた上田慎一郎が脚本を手がけ、同作で撮影監督を担った曽根剛が監督を務めた。

 主演を務めるのは、『コンフィデンスマンJP』で、ダー子(長澤まさみ)たちの世話をする執事を演じるなど、日本を拠点に幅広く活躍するニューヨーク出身のマイケル・キダ。本作が映画初出演となるラッパーのAwichがヒロイン役を務め、主題歌も担当。そのほか、毎熊克哉、ライアン・ドリース、片山萌美、ルナ、中村優一、アレキサンダー・ハンター、西尾舞生、渡辺裕之らが出演する。

映画『永遠の1分。』予告編

 公開された予告編では、コメディを得意とする映像作家のスティーブ(マイケル・キダ)が、日本で3.11大震災のドキュメンタリーを撮ってくるという会社の指示に反して、忍者コメディ映画を作ろうと計画するシーンから始まる。しかし、日本の現状を目の当たりにし、3.11のコメディ映画を制作しようと考えを改めるスティーブ。部外者であるアメリカ人がこの題材を扱うことに対して、地元の住民からの反感や週刊誌でのバッシングが起こる中、困難を笑いで乗り越える人々の物語にしようと真摯に向き合っていく。宮城県出身で、この作品のテーマに共感した、『Free!』の七瀬遙役をはじめ、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のユージオ役などのキャラクターを演じている島崎信長がナレーションを担当した。

 あわせて公開された場面写真では、大きすぎるおにぎりに戸惑うスティーブの姿や、現場を明るくするために撮影中にスタッフにいたずらをして笑い転げる姿が収められている。

※島崎信長の「崎」は「たつさき」が正式表記。

■公開情報
映画『永遠の1分。』
3月4日(金)全国公開
出演:マイケル・キダ、Awich、毎熊克哉、片山萌美、ライアン・ドリース、ルナ、中村優一、アレキサンダー・ハンター、西尾舞生、渡辺裕之
監督:曽根剛
脚本:上田慎一郎
主題歌:Awich「One Day」(ユニバーサルミュージック)
制作プロダクション:源田企画
特別協力:久慈市
配給:イオンエンターテイメント
製作:映画「永遠の1分。」製作委員会
2022年/日本/97分/カラー/シネスコ/5.1ch
(c)「永遠の1分。」製作委員会
公式サイト:eien1min.com

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