ベン・アフレック、バットマンから離れた時期を語る マット・デイモンとの友情が支えた?

 映画監督・俳優のベン・アフレックが、『ジャスティス・リーグ』(2017年)でのどん底の経験を、自分のキャリアの中で二度と繰り返さないことを誓った。また、彼がバットマン役と一度距離を置くと決意したことの裏には、親友のマット・デイモンとの多大なる友情があったと明かしている。

(左から)マット・デイモン、ベン・アフレック

 アフレックはEntertainment Weekly誌のインタビューで、「『ジャスティス・リーグ』では本当にひどい経験をした。誰かのせいじゃないけれど、いろいろなことが起こっていた。そのせいで僕は幸せじゃなかったし、そこにいるのも好きじゃなかったんだ。それに面白いとも思えなかった。そして、本当に嫌なこと、ひどいことが起きた。その時、もうこんなことはやめようと思ったんだ」とコメント。「僕は自分が楽しめることをしたい。『最後の決闘裁判』(2021年)の脚本をデイモンと共同で担当したけれど、この映画では毎日を楽しく過ごすことができた」。

 アフレックは、ブルース・ウェイン/バットマン役で『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)、『スーサイド・スクワッド』(2016年)に出演。その後、『ジャスティス・リーグ』(2017年)にも参加するが、監督のジョス・ウェドンのパワハラとも取れる行為が複数の関係者から問題視されていた。また、マット・デイモン、ニコール・ホロフセナーと共に『最後の決闘裁判』の脚本を共同執筆し、ピエール・ダレンソン伯爵役としても登場。高い評価を受ける。

 アフレックは『ジャスティス・リーグ』のような環境には戻らないとしていたが、近日公開の『ザ・フラッシュ(原題)』では再びバットマンを演じる。アフレックとデイモンは幼い頃からの親友同士で、1997年の映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』では脚本を共同執筆し、アカデミー賞脚本賞を受賞した。『最後の決闘裁判』では24年ぶりの再タッグとなり注目を集めた。

 アフレック最後のバットマン役となる映画『ザ・フラッシュ』は、2022年11月4日に全米公開を予定している。

参照

https://variety.com/2022/film/news/matt-damon-ben-affleck-justice-league-1235152804/

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