ネオとトリニティーがサングラス姿に 『マトリックス レザレクションズ』本ポスター公開

 12月17日に公開される『マトリックス レザレクションズ』の本ポスターが公開された。

 『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を手がけているラナ・ウォシャウスキーが監督を務める本作。新章となる本作のキャストには、主人公ネオ/トーマス・アンダーソン役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミスらが、それぞれ同じ役で続投。さらに新キャストとして、『アクアマン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、『マインドハンター』のジョナサン・グロフ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のジェシカ・ヘンウィック、『ゴーン・ガール』のニール・パトリック・ハリス、『クワンティコ/FBI アカデミーの真実』のプリヤンカー・チョープラー・ジョナスらが出演する。

 本ポスターに描かれているのは、リーブス演じる主人公ネオと、モス演じるトリニティーの2ショット。「真実の先を知りたくないか」という謎めいたコピーが添えられている。現在公開中の予告編では終始素顔の2人が映し出されているが、この本ポスターでは、サングラスをかけ全身黒の衣装をまとった、まさに“『マトリックス』らしい”出で立ちの2人を確認することができる。

 さらに、本作の公開を待ち望む著名人からの期待コメントも到着。これまでのシリーズに続いて本作でも予告編のナレーションを担当している遠藤憲一、本作のファンイベントにも登場した『マトリックス』ファンのかまいたち 山内健司、シリーズ未見ながら山内に作品の魅力を熱くプレゼンされた相方の濱家隆一ら作品に関わりのある人物から、BOYS AND MENの水野勝、SKE48 チームEの熊崎晴香、ゲームクエイターの小島秀夫、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの神山健治らシリーズファンの著名人も作品についてコメントを寄せている。

コメント全文

遠藤憲一(俳優)

1999年にマトリックスが日本に上陸し、予告のナレーションを担当させてもらいました。録音する前に映像を一度見せてもらったのですが、まず映像が衝撃でした。その衝撃を受けたままナレーションを収録した記憶があります。あれから22年、再び予告ナレーションを担当させていただきました。マトリックスの独特の美しさは健在。その世界観を壊さないように意識しました。マトリックスのファンの方は昔の予告をよく覚えて下さっているので、自身の22年の垢をそぎ落としながらあの当時を思い出しながら収録しました。

小島秀夫(ゲームクリエイター)

マトリックスは伝説としてそのままにしておくべきだ。ずっとそう思っていた。しかし、予告編に蘇る彼らを観て考えが更新された。今の技術での映像革命への期待ではなく、またネオたちに逢いたいという純粋な気持ち。ネットが日常になった今、もう一度あの世界にログインしてみたい。その行為こそが新たな伝説を創るはずだ。

前田真宏(アニメーション監督、アニメーター)

拡大し過ぎた妄想世界とヒロイズムを突き抜けて
feed your head
認識の冒険へ
自分自身へ向かって
Fortune tellerの部屋をくぐり抜け
疑え 抗え
拡大 縮小 自由自在
知覚の格闘技
どこへ向かうの

神山健治(『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズ・『攻殻機動隊 SAC_2045』監督)

マトリックスは20世紀末最高にクールな映像表現とアクション、そして斬新な設定のストーリーで多くのファンを魅了したSF映画だった。公開から20年以上経った今でも、多くの作品に多大な影響を与え続けているが、マトリックスを超える設定のSF映画は僕の中には存在していない。そのマトリックスが同じ監督、同じキャストで帰ってくる。どのようにアップデートされたのか、その全貌を観るのが楽しみでならない。

小池健(『アニマトリックス ワールド・レコード』『LUPIN THE ⅢRDシリーズ』『REDLINE』ほか監督)

またあの衝撃的な世界観やネオたちに出会えると思うとワクワクします。現実の世界と仮想世界の境界でどんな桁外れのドラマが繰り広げられるのか 新たなMATRIXのビジュアルを期待しています。

朴性厚(アニメ『呪術廻戦』『ゴッド・オブ・ハイスクール』監督)

時を経て、よもや新作が観られるとは! 空虚なネオに、死んだはずのトリニティ。懐かしの顔ぶれに、新キャラがどう絡むのか。数多の作品に影響を及ぼしたあのアクションの更なる進化に、期待せざるを得ない。

かまいたち 山内健司(お笑い芸人)

ネオの記憶がどうなっているのか、これはレボリューションズの続きなのか、どういう結末をこの作品で迎えるのか、興味津々過ぎます。答えを見るために必ず映画館に向かいます。

かまいたち 濱家隆一(お笑い芸人)

映像が最先端でとにかく興味深いです。何が現実で何が現実ではないのか、人間対コンピューターの戦い、凄く楽しみです。3部作をまだ見てないので、全て観てからマトリックス レザレクションズに臨みたいと思います。

カミナリ 石田たくみ(お笑い芸人)

前作のレボリューションズから18年。終わったと思ったシリーズの続編がまた始まるので興奮してます! モーフィアス役の俳優さんが変わったので、ここもどうなるか気になるポイントです! 注目!!

 BOYS AND MEN 水野勝(タレント)

不朽の名作マトリックスが帰ってくるということで映画好きはもちろんそうではない方も期待してしまうのがこの作品のチカラだと感じています‼︎!! 当時画期的だったCGアクションも現代の技術で更にアップグレードされていると思います。壮大なスケールで届けられる 新作を僕も楽しみにしています‼︎

 熊崎晴香(SKE48 チームE)

あのマトリックスが18年ぶりに帰ってくる! 映像革命と言われているだけあって初めて見た時、衝撃を受けました! VFXの完成度が素晴らしく、CGのクオリティが半端ない! 映画の作品の常識を変えました。今回、日本が先行公開ということもあり、この興奮をいち早くリアルタイムで感じることができるので楽しみです。マトリックスを見る前と見た後の世界観が変わるというまたあの現象に陥ることができる喜びを噛み締めながら新作を楽しみに待っています。

ひろゆき(「2ちゃんねる」開設者)

アメリカ人よりも日本人のほうが早く劇場で見られるという画期的な機会なので、ネタバレが嫌いな人は早めに見に行ったほうがいいですよ。

■公開情報
『マトリックス レザレクションズ』
12月17日(金)より全国公開
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、プリヤンカー・チョープラー、ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサン・グロフ、クリスティーナ・リッチ
配給:ワーナー・ブラザース
(c)2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:matrix-movie.jp
公式Twitter:@matrix_movieJP

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