『アダムス・ファミリー2』吹き替えキャストに杏ら続投 二階堂ふみはドレッドヘアーに
『アダムス・ファミリー』の劇場版アニメ第2弾『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』の吹き替えキャストが発表された。
本作は、 漫画家のチャールズ・アダムスが、1930年代に雑誌に描いた一コマ漫画としてスタートしたコミックを劇場版アニメとして映画化したもの。続編となる今作は、思春期を迎えたウェンズデーの成長と、それを見守り、困難には全力で立ち向かう家族の愛が描かれる。また、ナイアガラの滝、マイアミビーチ、グランドキャニオンなど、アメリカ有数の観光名所をキャンピングカーで巡る家族旅行は、見ているだけでバーチャル旅行を体験できる、ロードムービー感も満載となっている。
前作に続き、アダムス家のママ・モーティシア役を杏、パパ・ゴメズ役を生瀬勝久、姉・ウェンズデー役を二階堂ふみ、弟・パグズリー役を堀江瞬、フェスターおじさん役をロバート秋山竜次、バァバ役を京田尚子、執事のラーチ役を大塚明夫が演じる。
あわせて杏、生瀬、二階堂、秋山のキャラクターをイメージした撮り下ろし写真が公開。ウェンズデーをイメージした二階堂のドレッドヘアー姿や、アダムス家のキャラクターのように黒を基調とした衣装に身を包み役になりきっている姿が収められている。
コメント
杏(モーティシア)
前作から丸一年経ち、また同じキャストで一緒に作れるのはすごく嬉しかったです。
モーティシアは、子供たちに何かしてあげたい父親のゴメズに対して、何もせず優しく見守ることができる女性ですので、ディレクションをしながら一つ一つの言葉を丁寧に演じました。一見すると、はちゃめちゃで子供向け作品に思えますが、往年のポップミュージックだったり名作映画の小ネタが満載ですので、大人の方も楽しめます。ぜひ劇場でご覧ください。
生瀬勝久(ゴメズ)
どんな作品でも続編をやりたいとは思っていても実現ができる機会は少ないので、今回、続編を聞いたときは驚きました。前作からそんなに日が経っていなかったので、スッと気持ちも入れることができ、ゴメズを演じられたと思います。今作では思春期の子供の悩みや、その子供との関係性に悩む親の立場など、どの家族でも一度は通る内容が前作よりも多く描かれていて、どの世代でも身近に感じられると思います。ぜひみなさん劇場でご覧ください。
二階堂ふみ(ウェンズデー)
素敵な家族がまたスクリーンに帰ってきました。今作は、前作では知り得なかった、ウェンズデーの好奇心旺盛なところや、悩みだったり、思春期特有の心の変化や戸惑う表情が垣間見れて、新たな一面をたくさん知ることができました。アダムス家はもちろん、新たなキャラクター達の多様性も楽しんで頂けると思いますので、いろいろな世代の方に観ていただけたら嬉しいです。
堀江瞬(パグズリー)
パグズリー役で再び関わらせて頂けることになりました! さてさて今回はどんな感じか...と台本を開いた直後から「やっぱりアダムスファミリーだ!」と高速で頷いてしまうくらいの“帰ってきた”感、演者として、ただただそこに参加出来るのが至福の喜びであります。相も変わらずパグズリーは暴れ回っていますが、今回はちょっぴりロマンスなんかもあったり。息子を見守る気持ちで演じました(笑)是非、宜しくお願いします。
秋山竜次(フェスターおじさん)
世界的に有名な家族「アダムス・ファミリー」にまたフェスターとして呼ばれて嬉しいです。しかも今回フェスターおじさんが出るシーンがとても多いんです。アフレコめちゃめちゃ頑張りました。でも僕が演じてるってお客さんは気付きますかね? フェスターおじさんにとあることが起きて、途中から言葉じゃなくて息遣いとかの擬音ばかりだったんですよ。フェスターファンの人はもちろん、みなさん劇場で確かめてください!
京田尚子(バァバ)
ファミリーに再び会えて、とても嬉しいです。忖度だの、空気を読めだのと、かしましい世の中で、傍若無人に振る舞うキャラクターたち。ここまでやるか―と、爽やかな感じにすらなります。クルクル変わる表情、早いテンポ、激しい息遣い、ずるくて、可愛くて、アッケラカンとして、憎めないこの老婆...。もう102歳になるというバァバに追いつくのは大変でした。この作品が、ウジウジと暗い世相を吹き飛ばしてくれる事でしょう。
大塚明夫(ラーチ)
今回は全編に渡って、良いところでラーチが出てきて活躍するので、演じていて大変楽しかったです。ラーチは、ほとんどしゃべらなくて、多分、複雑なことを考えることはできないかもしれませんが、複雑な感情は持っていて、それを上手く表に発露しない分、もの悲しくて、人々をキュンとさせるキャラクターではないでしょうか。その辺りを、前作よりもさらに表現することができたと思います。ぜひ楽しみにしていてください。
■公開情報
『アダムス・ファミリー』
2022年1月、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
監督:グレッグ・ティアナン、コンラッド・ヴァーノン
脚本:ダン・ヘルナンデス、ベンジー・サミット、ベン・クイーン、スザンナ・フォーゲル
キャスト:オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、ニック・クロール、ジャボン・“ワナ”・ウォルトン、ウォーレス・ショーン、スヌープ・ドッグ、ベット・ミドラー、ビル・ヘイダー
吹き替えキャスト:杏、生瀬勝久、二階堂ふみ、堀江瞬、秋山竜次、京田尚子、大塚明夫
配給:パルコ
2021年/アメリカ/英語/93分/原題:The Addams Family 2/G
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