第34回東京国際映画祭コンペ部門審査委員長にイザベル・ユペール 「喜びを感じています」

 10月30日から11月8日にかけて東京の日比谷・有楽町・銀座地区にて開催される第34回東京国際映画祭コンペティション部門の審査委員長がイザベル・ユペールに決定した。

イザベル・ユペール (c)Peter Lindbergh, courtesy Peter Lindbergh Foundation, Paris

 数々の映画に出演し、『ピアニスト』で第54回カンヌ国際映画祭女優賞受賞、『エル ELLE』ではゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞したほかアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされたユペール。2009年の第62回カンヌ国際映画祭では審査委員長を務め、フランス映画祭2016では団長を務めた。

 ユペールは、第16回(2003年)のコン・リー、第32回(2009円)のチャン・ツィイーに続く、3人目の女性審査員長となる。なお、その他の審査員(全5名予定)に関しては、後日アナウンスされる。ユペールらは、世界中から集められたコンペ作品(全15作品)を世界の目で審査する。

コメント

イザベル・ユペール

第34回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員の委員長に選ばれたことを光栄に思います。東京国際映画祭は世界で最も重要な映画祭の一つであると、私は大いに尊敬してきました。素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています。
これまで世界各地の映画祭で審査委員長を務めてきましたが、様々なバックグラウンドを持ちながら映画への愛でつながった才能ある仲間たちと自分の視点を共有する経験はいつも刺激的です。今回の映画祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽しみにしています。本当に何と幸運なことでしょう。

東京国際映画祭チェアマン 安藤裕康

イザベル・ユペールさんは、知性と見識を備えたフランスの大女優であるばかりか、広く国際的な活躍により、今や世界を代表する映画人です。しかも大の日本ファンでもあります。
コロナ禍にも拘らず審査委員長として来日して頂けることになり、私たちの映画祭に大きな花を咲かせてくださるでしょう。

■イベント概要
「第34回東京国際映画祭」
開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
会場:日比谷・有楽町・銀座地区(角川シネマ有楽町、シネスイッチ銀座、東京国際フォーラム、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町よみうりホールほか)
(c)2021 TIFF
公式サイト:www.tiff-jp.net

「TIFFCOM2021」
11月1日(月)~11月3日(水・祝)
会場:オンライン
公式サイト:www.tiffcom.jp

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