第34回東京国際映画祭の予告編公開 アピチャッポン・ウィーラセタクン新作など上映決定

第34回TIFF予告編公開

 10月30日から11月8日にかけて東京の日比谷・有楽町・銀座地区にて開催される「第34回東京国際映画祭」の予告編が公開された。

「第34回東京国際映画祭」予告編

 予告編では、オープニング作品の『クライ・マッチョ』とクロージング作品の『ディア・エヴァン・ ハンセン』のほかに、世界の国際映画祭で注目された話題作、日本での公開がまだ決まっていない最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門(これまでの「特別招待作品」部門から名称変更)の全10本中9本の映像も含まれている。ラインナップには、ブリランテ・メンドーサ監督の『GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮)』、マイケル・ショウォルター監督の『タミー・フェイの瞳』、リジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ監督の『チュルリ』、ジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』、パオロ・ソレンティーノ監督の『Hand of God -神の手に触れた日-』、ウェス・アンダーソン監督の『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『MEMORIA メモリア』、エドガー・ライト監督の『ラストナイト・イン・ソーホー』、ソイ・チェン監督の『リンボ』、ベニー・チャン監督の『Raging Fire(英題)』が決まった。予告編は、9月24日より都内近郊の各劇場で上映が開始される。

「Bon Dance」

 また、今回の予告編ではKing Gnuの常田大希率いるmillennium paradeによる「Bon Dance」が“第34回東京国際映画祭フェスティバルソング”として使用されている。8月に本楽曲のMVを公開した際に常田は「皆さんそれぞれが耐え忍ぶ毎日を送っていると思います。 元通りの世の中に一刻も早く戻れる事を祈ってお盆にあの曲のMVを公開しました。無くなった夏祭りの代わりに、ささやかな我々の夏祭りをどうぞ。大密なMVになってます」とコメントしていた。

 さらに、ジャパニーズアニメーション部門では、創成期から活躍し、2021年3月に逝去したアニメーター大塚康生氏のレトロスペクティブで歴史を振り返る一方、「2022年、主人公の背負うもの」というテーマで最新アニメに注目。特撮部門では生誕50周年を迎えた『仮面ライダー』シリーズの特集が決定した。

■イベント概要
「第34回東京国際映画祭」
開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
会場:日比谷・有楽町・銀座地区(角川シネマ有楽町、シネスイッチ銀座、東京国際フォーラム、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町よみうりホールほか)
(c)2021 TIFF
公式サイト:www.tiff-jp.net

「TIFFCOM2021」
11月1日(月)~11月3日(水・祝)
会場:オンライン
公式サイト:www.tiffcom.jp

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