『東京リベンジャーズ』場地圭介はまるでサムライ アニメでさらに際立つ強さと格好良さ 

 TVアニメ『東京リベンジャーズ』“血のハロウィン編”もついに終盤に差しかかってきた。

『東京卍リベンジャーズ』

 マイキー率いる東卍(トーマン)と、総長不在の芭流覇羅(バルハラ)がぶつかり合う抗争。第20話「Dead or Alive」は、創設メンバーの一人でありながら東卍から芭流覇羅に移った場地の活躍が見どころとなった。

 1対3の戦いで動きを封じられるも、力を振り絞り一虎もろとも吹き飛ばしたマイキー。しかし、鉄パイプで頭を強く殴られていたため、その場に座り込んでしまう。いつもなら勝てないマイキーに今なら一矢報いることができると思った芭流覇羅のメンバーは、彼の元に殺到。絶体絶命のピンチに陥ったマイキーを助けたのは、意外にも稀咲だった。

 彼はもともと、東卍と対立していた愛美愛主(メビウス)の幹部。少年院に入ったパーちんの後任として、参番隊隊長の座についた稀咲に最初は東卍のメンバーも警戒していた。だが“ヒーロー”のように現れ、総長を救ったことでみんながほだされていく。気が気でないのは、稀咲が今回を機に東卍を乗っ取ろうとしていることを知るタケミチだ。涙を流しながら、たった一人で運命に立ち向かうタケミチの姿に胸が痛む。

 そんなタケミチにとって、ある意味“ヒーロー”となったのが場地。彼は突然現れたかと思えば、稀咲と飛びかかってきた東卍のメンバーを一網打尽にする。長い髪を一つに結び、鉄パイプを振り回す姿はまるでサムライのよう。軽やかで無駄な動きが一つもなく、思わずタケミチが「強え……」と呆気に取られてしまうほどだ。アニメーションになると、より彼の喧嘩の強さが身に染みてわかる。

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