『ガリレオ』映画第3弾『沈黙のパレード』製作決定 福山雅治「心待ちにしていました」

『ガリレオ』映画第3弾、2022年公開決定

 福山雅治主演映画『沈黙のパレード』の製作が決定した。

『容疑者xの献身』(c)2008 フジテレビジョン アミューズ S・D・P FNS27社
『真夏の方程式』(c)2013 フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社

 2007年、フジテレビ月9枠で第1シーズンが放送された連続ドラマ『ガリレオ』。福山が変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じた本作は、平均視聴率21.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。翌年の2008年には映画『容疑者Xの献身』が公開された。それから5年後、連続ドラマの第2シーズンが放送。さらに、2013年6月には映画化第2弾となる『真夏の方程式』が公開、その年の興行収入邦画実写1位を記録した。今回の福山の映画主演は、『マチネの終わりに』以来、3年ぶりとなる。

 福山に加え、柴咲コウが警視庁捜査一課の刑事であり、草薙の部下で、理論よりも自らの直感や感情を信じて行動する、正義感あふれる熱血タイプの内海薫を演じ、北村一輝が湯川の大学時代の同期で、『ガリレオ』シリーズを支えてきた草薙俊平役を務める。

 本作では、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男が、新たな事件で容疑者として浮かび上がってくることから物語がスタート。アメリカから帰国し、教授となった湯川と草薙のさりげない友情、絆が本作でも描かれる。

 監督は、『容疑者Xの献身』『アマルフィ 女神の報酬』『真夏の方程式』『昼顔』『マチネの終わりに』など多くの作品を手がけてきた西谷弘が務める。

 撮影は、今月7月上旬からクランクインし、9月頭にクランクアップ予定。公開は2022年を予定している。

 福山、柴咲、北村、西谷監督、原作者の東野圭吾からはコメントが寄せられている。

コメント

福山雅治

福山個人としては、草薙と薫に会えるのをずっと心待ちにしていました。
しかし湯川としては……またやっかいな2人と再会したな……と思っているかと(笑)。
小さな街で起こった悲し過ぎる事件。関わった人たちすべてが被害者であり、加害者でもある。
『沈黙のパレード』という東野先生が世に送り出した極上のミステリーの実写化。
この高いハードルかつ挑みがいのある難問に、我々はどういう最適解を導き出すのか。
僕も湯川と共に今作の映画化における極上のエンターテイメントを探究したいと思います。

柴咲コウ

湯川先生、草薙さん、薫。時は流れ、それぞれの道を歩んでいたであろう登場人物たち。しかしきっと、昔と変わらないそこはかとない安心感と絆を味わえるのだろうと。
彼らとまた再会できること、チーム・ガリレオでまた撮影ができることを楽しみにしています。

北村一輝

早いもので、「シーズン1」から14年も経つのですね。
今までの集大成となるような今作には懐かしいレギュラー陣に加え、豪華キャストが揃います。
湯川と草薙の友情があってこその今回の物語、全力で取り組みたいと思います。

西谷弘監督

実に8年ぶりの再会だな。3人とも元気にしているか?
湯川よ、NY帰りと聞いたが奇人変人ぶりは健在か?
草薙よ、加熱式タバコに変えたようだが息切れしているのではないだろうな。
内海よ、捜査一課復帰おめでとう。強気の眼光に衰えはないか?
久しぶりの再会を懐かしんでる暇はないぞ。戦いの火蓋は切られた。

東野圭吾(原作)

『沈黙のパレード』の映画化が決まり、とても喜んでおります。福山さんの湯川はもちろんのこと、北村さんの草薙、そして柴咲さんの内海薫に再会できると思うと、それだけでワクワクします。コロナ禍で大変だと思いますが、無事に撮影を終えられることを心から祈っております。

■公開情報
『沈黙のパレード』
2022年公開
出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝
原作:東野圭吾『沈黙のパレード』(文藝春秋刊)
脚本:福田靖
監督:西谷弘
音楽:福山雅治、菅野祐悟
製作:フジテレビジョン、アミューズ、文藝春秋
配給:東宝
(c)2022「沈黙のパレード」製作委員会
公式Twitter:@galileo_movie

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