『#家族募集します』重岡大毅&仲野太賀、内に秘めた痛みをどう演じるか 2人の芝居にも注目
重岡大毅(ジャニーズWEST)主演の『#家族募集します』(TBS系)が、7月9日よりスタートする。
本作は、それぞれに悩みや秘密を抱えるシングルファーザー&マザーたちがSNSを通して出会い、子育てをしながら共同生活を送ることで“家族”になっていく姿を描くホームドラマだ。『山田太郎ものがたり』(TBS系)、『カンナさーん!』(TBS系)などの脚本を手掛けたマギーによるオリジナルストーリーで心温まるホームドラマだ。
「ワンオペ育児」が題材だが、本作が描くのは不器用な大人たちが自身の“弱さ”や“至らなさ”と向き合う奮闘記であり、それぞれの家族が自分たちなりの“幸せ”を追う物語。何もシングルファーザー&マザーに限った話ではない。
主人公の赤城俊平(重岡大毅)は、絵本出版会社に勤務しながら慣れない育児と仕事に追われている新米シングルファーザーだが、最愛の妻の不在の理由を5歳の息子に打ち明けられずにいる。
本作で唯一自身の家族を持たないのが、幼馴染みの小山内蒼介(仲野太賀)だ。彼がこの一見不思議で歪かにも思える「家族募集」の発起人となるが、幼少期の経験から人一倍“あたたかい家族”に憧れを抱いているようだ。
今回初の“パパ役”抜擢となった重岡大毅も仲野太賀も「陽」の印象が強い役柄を演じることが多いが、本作での役どころではそれぞれに何かに傷ついている。