大倉忠義、広瀬アリスの罵倒に「M心がうずく」 『知ってるワイフ』ケンカシーンを回顧

大倉忠義×広瀬アリス『知ってるワイフ』語る

 大倉忠義と広瀬アリスが、1月7日よりフジテレビ系で放送がスタートする『知ってるワイフ』についてコメントを寄せた。

 大倉が主演、広瀬がヒロインを務める本作は、タイムスリップという奇跡がきっかけで“本当に大切なことは何なのか”を模索するファンタジーラブストーリー。原作は、韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで2018年に放送された同名原作ドラマで、有料放送にも関わらず、同時間帯ドラマの視聴率1位を獲得した(視聴者調査会社ニールセンコリア調べ)。結婚生活の不満と後悔をリアルかつコミカルに描きながら、「あの日、あの時に戻りたい」という悲痛な願いがかなってしまい、奇跡の人生を手に入れた主人公を通して、夫婦の普遍的ともいえるテーマを描く。

 初回放送を迎えるにあたって、大倉は「新しい年の始まりというタイミングで放送を迎えることができてうれしいです。昨年の夏から秋にかけて撮影していたので、今の時期にご覧いただく視聴者の方の気分にマッチするといいな。あと僕としては撮影から時間がたっているからか、なんだか恥ずかしい思いでいっぱいです(笑)」とコメント。また、広瀬も「コロナ禍の中で今、テレビをご覧になる方が特に多いと思うので、テレビに出演する人間として頑張りたいと思っています」と意気込みを明かし、「新年早々、連続ドラマに出演することができてとてもありがたいです! でも大倉さんがおっしゃるとおり、私も恥ずかしいですね。撮影と連動して放送があれば、役のモードに入っているので自然に見られますが、今作の撮影を終えて他のお仕事をさせていただいていたので時間が経って改めて見ると、恥ずかしかったです」と大倉と同じ思いを明かした。

 第1話を観た大倉が「撮影はシーンの順番ではなく、バラバラに撮影していましたし長期間に渡る撮影だったので、よく画がつながるもんやな、と(笑)。特に印象に残っているのは、お互いの不満が爆発してケンカしているシーンですね」と語ると、広瀬も「1話でもシーンによっては終盤に撮影していましたよね。後半戦で体力的にも精神的にも踏ん張りながら撮っていたことも思い出しました」と撮影期間を回顧した。

 大倉は自身が演じたキャラクターについて「僕が演じた元春はいい具合に腹が立ちます(笑)。でも、実際にはこういう男性は多いんじゃないかな。かっこつけなくてはならなかった大学時代のシーンはキラキラしたやり取りが多いので恥ずかしいです。広瀬さん演じる澪は、タイムスリップの前後でのギャップがすごいと思います。恋人同士の時はかわいらしい子が、結婚して何年もたつと自分を怒鳴ってくる。元春も気遣いができなくなってくるので一方が悪いということではないのですが、奥さんに『おい!』と言われたり、ゴミ出しの日を確認するシーンで『今日だよね?』『は? 火曜だろ』と返されたりするのはビビりました。僕は結婚していないのでわからないですが、リアルなやりとりなのかな」と演じた感想を明かした。

 一方の広瀬は「ご覧になっていただいた女性陣からは“広瀬、よく言った!”と言っていただけるのではないかなと思っています。最近Twitterで、旦那さんに怒っている主婦の方の投稿を見ているんですが、1話の澪のセリフはまさにその方々を代弁していると思います。放送が始まったら、そんな皆さんの投稿に『知ってるワイフ』の話題もでてくるのかなと楽しみにしています」と放送後の楽しみについてコメント。

 撮影前に大倉が「広瀬さんがどのくらい罵倒してくれるのか、M心がうずく」と冗談で話していたことを聞いた広瀬は「そんなことおっしゃっていたんですか!」と爆笑。大倉は「はい(笑)。でも実際はそれどころじゃなかったです!」と明かし、「ケンカするシーンはカットを割らずに一気に撮っていたので、テンションを維持することや、セリフをかまないようにしなきゃとか意識することが多くて、M心どころではなかったです(笑)」と伝えた。広瀬もケンカしているシーンが印象に残っていたそうで「今回、いちばん緊張感のあるシーンだと思います」と語った。

 関ジャニ∞が歌う主題歌について、広瀬は「関ジャニ∞さんの曲、やばいです!(笑)。見事に盛り上げていただきました」と喜びを明かし、大倉は「ありがとうございます! 今回関ジャニ∞で担当させていただけてうれしかったです。ご覧いただく方の気持ちを盛り上げられたらと思います」と意気込んだ。

 最後に大倉は「ご時世的に家族と過ごす時間が多い中で、距離感やバランスがくずれてくることも多いと思うので、このドラマをご覧いただき“コロナ離婚”が減るといいなと思います(笑)。タイムスリップというファンタジーの要素もありながらもリアルな夫婦の心情描写もあるストーリーなので、自分事としてハマっていただけたらなと思います。“タイムスリップしたら、あの子と結婚して…”とか考えて…それはダメだ、ケンカしちゃいますね(笑)。まだまだ緊張感のある毎日が続くと思いますので、深く考えず楽しんでいただければうれしいです」と視聴者へメッセージ。広瀬は「夫婦のリアルな距離感と問題が1話で描かれていて、そこから過去に戻って物語がスタートします。共感していただきつつ、ファンタジーの要素もあるので、純粋にストーリーを楽しんでいただけたらうれしいです。恋愛ドラマにでているイメージがあまりないと思いますので、新鮮に見えるかもしれません。そのあたりも楽しんでいただけたらと思います。ぜひご覧下さい!」と語った。

■放送情報
木曜劇場『知ってるワイフ』
フジテレビ系にて、1月7日(木)スタート 毎週木曜22:00~22:54放送 
※初回放送15分拡大(22:00~23:09放送)
出演:大倉忠義、広瀬アリス、松下洸平、川栄李奈、森田甘路、末澤誠也(Aぇ!group/ジャニーズJr.)、佐野ひなこ、安藤ニコ、マギー、猫背椿、おかやまはじめ、瀧本美織、生瀬勝久、片平なぎさ
脚本:橋部敦子
編成企画:狩野雄太
プロデュース:貸川聡子
演出:土方政人、山内大典、木村真人
音楽:河野伸
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
(c)フジテレビ

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