ディエゴ・マラドーナのドキュメンタリーが前倒し公開へ ピッチに駆け出す若き日の場面写真も公開
新型コロナウイルスの影響により2021年4月2日に公開延期となっていた映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』が、2021年2月5日に前倒し公開されることが決定した。
本作は、ディエゴ・マラドーナ本人の完全なる協力を得て、500時間の未公開秘蔵映像をもとに、栄光と転落を繰り返す天才の光と影が明かされるドキュメンタリー。1984年、世界的な人気を誇るアルゼンチン出身のサッカー選手ディエゴ・マラドーナは、熱狂的な観客が集うイタリア南部の弱小チームSSCナポリに移籍。フィールドでは“神の手”“5人抜き”でメキシコW杯優勝、史上初のセリエA優勝により、スーパースターとして崇め立てられたかと思いきや、プライベートではマフィアとの交際、愛人とのスキャンダル、コカインでの逮捕により、トラブルメーカーとして忌み嫌われてしまう。やがて、サッカーを愛するピュアな“ディエゴ”とマスコミを騒がせるダークな“マラドーナ”という、相反する二つの顔が浮かび上がる。
監督・製作総指揮を務めたのは、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ~』で英国アカデミー賞受賞、『AMY エイミー』でアカデミー賞受賞を果たしたアシフ・カパディア。製作にジェームズ・ゲイ=リース、編集にクリス・キング、音楽にアントニオ・ピントら、カパディア監督前2作と同じスタッフが集結している。
11月25日、本作の主人公であるマラドーナが、ブエノスアイレス郊外の自宅で死去した。60歳という早過ぎるレジェンドの死に、ペレは「いつか、空の上で一緒にサッカーができる事を楽しみにしている」、メッシは「ディエゴは僕らの元から去っていくように見えるが、永遠だから決して亡くなることはない」、クリスティアーノ・ロナウドは「史上最高の選手の一人で、比類なき魔術師だった」など、世界中のサッカー選手から追悼コメントが集まった。
そして、劇場公開に先駆けて、2021年1月30日から2月5日に横浜市のかなっくホール、シネマ・ジャック&ベティで開催される“ヨコハマ・フットボール映画祭2021”にて、本作がオープニング作品として特別上映されることも決定した。
さらに新場面写真も公開。SSCナポリの本拠地スタディオ・サン・パオロで満席の大観衆と大勢のマスコミに囲まれ、ピッチに駆け出していくマラドーナの姿が切り取られている。
■公開情報
『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』
2021年2月5日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン他緊急公開
監督・製作総指揮:アシフ・カパディア
製作:ジェームズ・ゲイ=リース、ポール・マーティン
編集:クリス・キング
音楽:アントニオ・ピント
出演:ディエゴ・マラドーナほか
配給:ツイン
2019年/イギリス/130分/ビスタサイズ/5.1chデジタル/原題:Diego Maradona/字幕翻訳:高橋彩/字幕監修:西部謙司
(c)2019 Scudetto Pictures Limited
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