三浦春馬さん演じる五代友厚の約束・友情・決意が 『天外者』3本の15秒スポット映像公開
三浦春馬さんが主演を務めた映画『天外者』の15秒スポット映像が3本公開された。
本作は、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代友厚を描く歴史青春群像劇。五代友厚は、東の渋沢栄一、西の五代友厚とも評される功績を挙げながらも、長らく歴史に埋もれていた。近年、多くの人の研究により、その真価が再認識されている。
本作の企画スタートは2013年。五代友厚の“想い”と“志”を次世代に継承するために製作総指揮の廣田稔をはじめ、市民有志が立ち上げた「五代友厚プロジェクト」が映画化に向けて尽力。長い歳月を経てついに悲願の映画公開が実現した。また、脚本・小松江里子と監督・田中光敏は、これまで『利久にたずねよ』『海難1890』を共に生み出したコンビ。五代友厚の壮大なスケールを現代に体現するべく、入り組んだ時代背景と膨大な関連人物の中からオリジナルストーリーを誕生させた。
今回公開となった動画は、「約束編」「決意編」「友情編」の3本。夢見ることを望み強く生き抜いた女性・はる(森川葵)の手を取りながら、「自由になったら何がしたい?」と聞くと五代友厚(三浦春馬)と、「二人で海が見たい」と答えるはる。彼女の涙をこらえた笑顔が印象的な「約束編」は、はるを背負い涙を流す友厚を背景に、「この約束は必ず守る」「誰しもが、夢を見れる国へ」というナレーションが入り、「俺についてこい!」と熱弁する五代友厚のシーンで終わる。
「決意編」は、五代友厚の父(生瀬勝久)が囲碁を打ちながら「あいつの言うことは奇想天外」と言い放つシーンから始まり、まさに五代が「天外者」だったことが伺える。「刀で人を殺しても、世の中は変わりやせん」という力強いセリフの後ろで、五代が自らの髷を刀で切り落とす決意が見られるシーンとなっている。
「友情編」では、「どでかい海を知るんじゃ!」と士気高々に語る五代友厚のシーンから始まり、若かりし頃の伊藤博文(森永悠希)が「あなたがみな皆を引っ張るんじゃ」と憔悴した様子の岩崎弥太郎(西川貴教)を鼓舞する場面や、五代友厚、坂本龍馬(三浦翔平)、岩崎弥太郎、伊藤博文が鍋を囲みながら、日本の未来のために志を共にする場面が映し出される。
■公開情報
『天外者』
12月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
出演:三浦春馬、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、生瀬勝久ほか
監督:田中光敏
脚本:小松江里子
配給:ギグリーボックス
(c)2020 「五代友厚」製作委員会
公式サイト:https://tengaramon-movie.com/