2020.11.20 14:15

中村獅童、『鎌倉殿の13人』“13人の1人”・梶原景時に　三谷作品は「毎回台本をいただくのが楽しみ」

文＝リアルサウンド映画部

　2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の公式Twitterにて、梶原景時役を中村獅童が演じることが発表された。

　NHK大河ドラマ第61作目となる本作の舞台は、平安時代後期から鎌倉時代初期。義兄でもある鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学んだ二代目執権・北条義時を主人公に、武士の世を盤石にした彼の生き様、翻弄された周囲の人々を描き出す。脚本を『新選組！』『真田丸』に続き大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛ける。

　梶原景時は、源頼朝に重用された武将。史実では、頼朝の死後、鎌倉幕府から追放される。「13人の1人」に名を連ねる。

　中村は演じる梶原景時について、「その人柄は、大悪人と言われる事も多い、悲劇の武将『梶原景時』。でも三谷さんのことだからただの悪人というわけでは無いはず…… 諸説ある歴史背景とともに、三谷さんがどのように描いてくださるか今からワクワクしています」と期待のコメントを寄せた。

コメント全文

『鎌倉殿の13人』出演の意気込み

歌舞伎では『梶原平三誉石切』という演目や、その他様々な演目にも度々登場し私自身も演じた事があります。その人柄は、大悪人と言われる事も多い、悲劇の武将『梶原景時』。でも三谷さんのことだからただの悪人というわけでは無いはず…… 諸説ある歴史背景とともに、三谷さんがどのように描いてくださるか今からワクワクしています。

大河ドラマ出演について

『春日局』『毛利元就』『武蔵 MUSASHI』『新選組！』『八重の桜』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』と実は7つの作品（『鎌倉殿』を含め）に出させていただいています。『春日局』は高校生の時、歌舞伎以外のお芝居の経験がほとんどなく、手も足も出なく、出演部分のほとんどがカットされていました。もしかすると、その時の苦い思いが今日まで役者を続けてこられた要因になっているのかもしれません。