草なぎ剛、吉沢亮との共演に「ワクワク」 大河ドラマ『青天を衝け』栄一と慶喜の初対面シーン公開
2021年2月14日より放送されるNHK大河ドラマ『青天を衝け』のロケが10月22日に行われ、吉沢亮、高良健吾、草なぎ剛、堤真一よりコメントが寄せられた。
本作は、新1万円札の顔としても注目される渋沢栄一を主人公とした、大河ドラマ第60作目。幕末から明治へと、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開いた渋沢の姿を描く。
撮影が行われたのは、神奈川県相模原市の相模川。街道を馬に乗って走る徳川慶喜(草なぎ剛)とその家臣・平岡円四郎(堤真一)一行を、渋沢栄一(吉沢亮)と渋沢喜作(高良健吾)が懸命に追いかけていく。栄一が仕官の意志や自身が抱えている思いを慶喜に伝える、2人の初対面を描いたシーンだ。血洗島村の百姓として育った栄一、将軍候補の期待を背負う慶喜。まったく異なる世界観が交わる、出会いの瞬間であり、吉沢と草なぎもこのシーンが初共演。緊張感と高揚感が混じり合う撮影現場となった。
吉沢は、この日の撮影について、「草なぎさんや堤さんのように“カチッとした”方々が現場にいることが新鮮でした。ことばのやり取りも今までのテンションとは全く違う雰囲気があり、緊張感があって楽しかったです」と、草なぎや堤との共演シーンがこれまでにないものだったと語る。草なぎも「お二人(吉沢、高良)のエネルギーがビシバシと伝わってくる、とてもいいシーンでした」と手応え十分の撮影だったことを明かした。
コメント
吉沢亮(渋沢栄一役)
(このシーンの撮影前までは)血洗島の畑に囲まれ、みんなでわちゃわちゃしているシーンばかりでしたので、今日の草なぎさんや堤さんのように“カチッとした”方々が現場にいることが新鮮でした。ことばのやり取りも今までのテンションとは全く違う雰囲気があり、緊張感があって楽しかったです。『青天を衝け』は本当にエネルギーにあふれている、すごく前向きな作品です。渋沢栄一もこれまでの“大河”では描かれてこなかった人物なので、どういう人生を、どういう風に歩むのか予想できない部分もあると思いますが、そういった所も含めて視聴者のみなさまに一緒に楽しんでいただける作品になると思います。共演者の皆さんと力を合わせ、全力で演じていきますので放送開始までぜひ楽しみにお待ちください。
高良健吾(渋沢喜作役)
今日の撮影では1日中走っていました(笑)。 今後の撮影ではまた10代を演じますが、今日のシーンではそこから成長した喜作なので、どのように差をつけたらいいか考えながら演じました。喜作は“何かのために”という思いを強く持ったキャラクターで、「こういう風に思ったり考えたりするんだな」と自分でも発見する事があるので、放送ではそこも楽しんでいただけたら幸いです。
草なぎ剛(徳川慶喜役)
今日の撮影は栄一(吉沢)・喜作(高良)と出会い、抱えていた強い思いをぶつけられるシーンでしたが、お二人のエネルギーがビシバシと伝わってくる、とてもいいシーンでした。本当に大河ドラマが始まったなって気持ちでワクワクしています。こうやってお芝居できるのは楽しいので、視聴者の皆さんにも何か温かいものを届けられることができると思います。
堤真一(平岡円四郎役)
これまでの撮影はスタジオで江戸城や長屋が主な舞台でしたが、やはりロケは新鮮ですね!円四郎は栄一・喜作と慶喜をつなぐ役でもあるので、その出会いが描かれるこのシーンは特に演じていて楽しかったです。
すてきなドラマをお届けする事ができると思います! 放送開始まで楽しみにしていただけるとうれしいです。
■放送情報
大河ドラマ『青天を衝け』
NHK総合にて、2021年2月14日(日)放送スタート
出演:吉沢亮、小林薫、和久井映見、村川絵梨、藤野涼子、高良健吾、成海璃子、田辺誠一、満島真之介、岡田健史、橋本愛、平泉成、朝加真由美、竹中直人、渡辺いっけい、津田寛治、草なぎ剛、堤真一、木村佳乃、平田満、玉木宏ほか
作:大森美香
制作統括:菓子浩、福岡利武
演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
音楽:佐藤直紀
プロデューサー:板垣麻衣子
広報プロデューサー:藤原敬久
写真提供=NHK