高畑充希×タナダユキ『浜の朝日の嘘つきどもと』2021年公開へ 大久保佳代子、柳家喬太郎も出演

高畑充希×タナダユキ『浜の朝日の嘘つきどもと』2021年公開へ 大久保佳代子、柳家喬太郎も出演

 タナダユキ監督がオリジナル脚本で描く高畑充希主演映画『浜の朝日と嘘つきどもと』が2021年に全国公開されることが発表された。

 本作は、震災後の福島・南相馬に実在する映画館を舞台に、一人の20代女性が東奔西走し、映画館の存続を守ろうとする物語。

 舞台となった映画館「朝日座」は、福島県南相馬市に実在している。1923年(大正12年)7月2日に芝居小屋・常設活動・写真小屋「旭座」として開館。開館時には坂東勝三郎、中村翫十郎の一座により「旭座舞台開き」が行われ、地方回りの芝居も上演される中、無声映画も数多く上映され、多くの地元住民が足しげく通い、大衆文化の殿堂として賑わいを見せた。様々な災禍も免れ、戦後、映画全盛の時代となった1952年(昭和27年)には「朝日座」へ改名し、長年街の人々の暮らしに寄り添い、数多くの思い出を育んでいる。

 実在する映画館を舞台に、オリジナル脚本を執筆し、自らメガホンを取るタナダ監督と高畑充希は今回が初タッグとなる。高畑演じる茂木莉子は、経営が傾いている映画館朝日座を立て直すべく、地元住民と共に東へ西へ奔走し、くじけそうになりながらも奮闘していく。

 共演には、バラエティ番組で人気を博すほか、女優としてテレビドラマや映画など数多くの作品に出演している大久保佳代子が、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子を演じ、今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎が朝日座の支配人・森田保造役を務める。

 また、本日10月30日に放送された福島中央テレビ開局50周年記念作品ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』は、映画と同じく、監督・脚本をタナダが務め、竹原ピストルと高畑がW主演として出演。映画の物語の続きが描かれており、ドラマは今後、配信などで放送を予定している。

コメント

タナダユキ監督

映画には、人の人生が様々に映し出されますが、客席からその映画を観る人たちにも当然、それぞれに人生の模様があります。自分の力ではどうにもならないことが起こり、それに翻弄されても、私たちは生きなければならないのでしょう。何があっても前を向かなければいけないというのなら、せめてほんの少しだけの優しさのある映画が作れないものだろうか。そう思ってこの映画を作りました。映画の灯が消えないこと、そして自分を育ててくれた小さな映画館たちがなくならないことを願って止みません。

高畑充希

大好きなタナダさんの作品に参加出来て、大変幸せな時間でした。
明るくポップではありながら、タナダさんの伝えたいメッセージがぎゅっと詰まった絶妙なバランス感覚の台本の中の世界にお邪魔できて、毎日ストレスなく、心地よい時間が流れていたように思います。
これがコロナ自粛明け、私にとって一つ目のお仕事だったこともあり、撮影現場の福島では本当に色々なことに思いを巡らせていました。
今となりにいる人、今近くにあるものは全て当たり前ではないんだな、という事を脳みそではなく皮膚で直接感じるような、そんな時間でした。
舞台となった朝日座、という映画館もノスタルジックな空気感がそこかしこに漂っていて、現代を少し俯瞰で見ているような、カッコよさがありました。
震災から10年ということや、コロナも踏まえたストーリーではありますが、どのキャラクターも愛おしく、観ていて明るく前向きな気持ちになれる作品になっていますので、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。

藤原努プロデューサー

映画館に行って映画を見ようという意思のある人が、今国民の何%ぐらいいるのか分かりませんが、この映画は、ただただ映画が好きで映画館でそれを見る楽しみがなくては生きられない、そんな人たちの物語です。
タナダユキ監督、高畑充希、そして福島・南相馬で100年近い歴史を持つ朝日座という映画館を中心に、その世界でもがき苦しみながらも生きようとする阿呆らしくも健気なお話が展開します。映画制作の当事者である自分も泣いてしまいました。
是非劇場でご覧いただけたらと思います。

■公開情報
『浜の朝日の嘘つきどもと』
2021年公開
脚本・監督:タナダユキ
出演:高畑充希、大久保佳代子、柳家喬太郎ほか
製作プロダクション:ホリプロ
配給:ポニーキャニオン
(c)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
公式サイト:hamano-asahi.jp

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